【保存版】世界一周・海外旅行にオススメする予防接種まとめ

予防接種
この記事は約24分で読めます。
世界一周ブログランキングこっそりと参加中。もしよろしければクリックお願いします。 にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

これから海外に行きたいという方向けに、少しでも安全な旅ができるよう予防接種について必要性・準備方法・実践編・各疾患についてまとめました。

※この情報は2018年11月現在のものです。必要な予防接種は年齢・国・地域・目的・期間などによって大きく変わってきます。渡航の際は専門のドクターによく相談して受けてください。

日本人は予防接種への意識が低い?

日本人は欧米人に比べ、予防接種への意識が低いといわれています。それを示す、1990年代後半のネパール・カトマンズの外国人用クリニックで行われた有名な調査があります。

カトマンズに滞在した人のうち、
A型肝炎・腸チフスワクチンの両方を接種している欧米人は全体の90%
A型肝炎・腸チフスのどちらかを接種している日本人は全体の5%

という、衝撃的な結果だったそうです。その研究から20年近く経過しているので、ワクチン接種する人の割合は増えているはずですが、欧米人との予防接種への意識の違いは残念ながらまだまだありそうです。

 

なぜ予防接種が必要なのか

海外渡航に予防接種が必要な理由は主に2つあります。

1.海外で感染症を防ぎ、からだを守るため

日本では危険度の高い感染症があまり流行していません。しかし海外では、日本にない病気が発生しています。また、日本にいる時よりも感染する危険性の高い病気があります。

予防接種を受けることによって、その感染症にかかるリスクを下げることができます。

また、医療水準が保たれていない地域では、適切な対応を受けられない可能性や、山間部など近くに医療機関がない場合体調不良の時すぐに医療を受けられない可能性もあります。

自分自身を感染症から守るため、そして周囲の人への二次感染を防ぐために予防接種は必須のものです。

2.入国時に予防接種を要求する国(地域)に渡航するため

主にアフリカの熱帯地域や南米の熱帯地域の国々では、入国の際、黄熱病の予防接種証明書の提示が求められます。いわゆる「イエローカード」です。また、黄熱病の流行地域から入国するとき、乗り継ぎの時に証明書が必要となる場合もあります。

流行地域に渡航を考えている場合、イエローカードの取得は絶対条件です。

「入国の時、提示を求められるから。」という理由で黄熱病のワクチンのみを受けている方もいらっしゃるようですが、ぜひとも自分の命を守るために予防接種を受けてほしいと思います。



予防接種を受けるための準備

予防接種は時間がかかります。早め早めの準備をすることが重要です。

STEP1 渡航する国・期間・目的を決める。

①どの国に行く?・・・先進国(北米・西欧・東欧・豪州など)、途上国(アジア・アフリカ・中南米・東欧・中央アジア・島国など)、都市部または郊外

まずはどの国・地域に行くかということから決定しましょう。世界一周旅行者の場合、ルートはなかなか決められないものです。情報収集も必要であり、準備の上で一番楽しいときであり、大変時間のかかる作業でもあります。

しかし、予防接種のスケジュールを決める上では非常に重要な役割を持つため、ぜひ最初に頑張って煮詰めましょう。

②滞在期間はどのくらい?・・・1,2週間程度・1カ月程度・1~数年間以上

1カ月以上の長期間の渡航の場合、その国で流行している感染症の予防接種は必要となりますが、短期間の場合は不要な場合もあります。ただし、短期でも観光ルート以外に立ち寄る冒険的な旅行の場合、長期旅行と考えて予防接種の計画を立てたほうが良いです。

滞在期間によって必要な予防接種の回数が変わる可能性もあります。

③目的は?・・・仕事、留学、旅行、移住、ワーキングホリデイなど

ただ単に旅行目的なのか、留学なのか、仕事で行くのか・・・必要なワクチンは目的によっても変わってきます。

例えば欧米へ留学する場合、破傷風・ジフテリア・百日咳の3種混合ワクチンは、通常T-dap(輸入品)での接種を求められます。

「留学のためにDPT3種混合(国産)を追加接種したけど、認められなかった。
実は輸入ワクチンのT-dapが必要だった・・・!」と再び追加で予防接種が必要になるのは、金銭的にも時間的にも非常にもったいないです。

このページでは主に旅行目的で渡航する人のためのワクチンを紹介していますが、ひとりひとり必要なワクチン・種類が変わってきます。

渡航外来など専門の医療機関で最新の情報を聞き、どの予防接種を受けるのかよく相談してください。

 

STEP2 必要な予防接種の種類を知る。

海外の最新の感染症・予防接種情報については 厚生労働省検疫所FORTH というサイトが分かりやすく、非常に参考になります。

渡航先の衛生状態、流行している感染症にあわせた予防接種を受けましょう。

外務省にも同様のサイトがあります。

 

世界一周,予防接種,ワクチンhttps://www.s-naika.jp/index.html

●:予防接種が要求される国や地域あり
◎:強く推奨
○:推奨

どの地域に行くかにあわせて接種する予防接種を決めましょう。

A型肝炎、破傷風は最低限必要だと思います。

上記に+αとして、地域にかかわらず、麻疹(はしか)・風疹・おたふくかぜ・水痘(みずぼうそう)についても、抗体のない方は接種をお勧めします。

海外で みずぼうそうはしか にかかるのはすごくしんどいと思います・・・

 

重症度と発生率をわかりやすくしたグラフがありました。

頻度・重症度を考えると、A型肝炎が最も危険性が高いです。予防接種はしない人が多いですが、インフルエンザ、麻疹も頻度としては高いようです。

疾患の発生率とその重症度の関係http://hinoki-clinic.com/voyage.html

 

私は
A型肝炎、T-dap(破傷風・ジフテリア・百日咳混合ワクチン)、狂犬病、日本脳炎、ポリオ、腸チフス、髄膜炎菌、黄熱病、おたふくかぜ
を打つことにしました。
(※B型肝炎・麻疹・風疹・水痘については抗体があるため。)

打たないことに決めたワクチン→ダニ脳炎、コレラ、インフルエンザ

 

STEP3 母子手帳を確認する

受ける予防接種の種類がある程度決まったら、母子手帳で子供の時に受けた予防接種の種類・回数を確認しましょう。

日本で受ける方は、病院に持参しましょう。

なぜ母子手帳を確認を確認したほうが良いのか?
→不必要な予防接種を打たないようにするためです!

例えば日本脳炎ワクチン
子供の時に3回接種済んでいれば、20~35歳くらいの方は1回の追加接種のみで可能です。つまり、費用の節約になります!

STEP4 抗体を確認する

余力があれば・・・興味のある方は病院で確認してみてください。

麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜはほとんどの方は小児期に予防接種しているはずです。抗体が残っている場合、予防接種は不要ですが、抗体が消えてしまっている場合があります。

水痘以外の「かかったことがある」という記憶は当てにせず、免疫を確認してください。

私はおたふくかぜの抗体がありませんでした。

今後、帰国後も感染する可能性はあるため、「せっかく海外で安く受けられるなら・・・」と思い、接種することに決めました。

B型肝炎と上記のムンプス以外の抗体は職場の健康診断で抗体を確認していました。

医療従事者の場合、職場の健康診断で抗体検査をしている可能性が高いです。

 

実際に予防接種を受けよう

トラベルワクチンを接種できる医療機関

国内で予防接種を受ける場合

受けられる予防接種と地域毎の病院が掲載されているサイトをご紹介します。

1.日本渡航医学会

私は主に、こちらを参考にしました。都道府県別に医療機関が表示されており、非常にわかりやすいです。

2.厚生労働省検疫所

接種したい予防接種の種類から医療機関を選択することができます。

3.日本旅行医学会

同じ病院でも掲載されていることと、掲載されていないことがあるので、余力があれば複数のサイトで調べてみてください。

都内だと、ふたばクリニックというところが有名のようです。

 

※なお、黄熱病ワクチンに関しては個人のクリニックでは接種できません。

検疫所と一部の病院のみで接種できます。

 

海外で予防接種を受ける場合

正直、日本で受けると高いです!全部接種するとと10万円近くすることも・・・

そのため料金の安い海外で接種する旅行者が多いです。費用は4分の1~半分以下になります。

そのなかでもタイ、バンコクのスネークファームが安い!と圧倒的な人気を誇っています。タイをスタート地点とする方であれば、スネークファーム一択でよいと思います。

病院名:Queen Saovabha Memorial Institute The Thai Red Cross Society
時間:8:30~16:00(月~金)8:30~12:00(土・祝日)
住所:1871 Rama 4 Road, Pathumwan,Bangkok
電話番号:02-252-0161
e-mail:queensaovabha@hotmail.com

 

その他の国で予防接種を受ける場合、下記を参考することができます。

1.日本渡航医学会

パッと一覧を見るには一番見やすいです。国別に医療機関を調べることができます。私は主に日本渡航医学会HPを参考にしました。

 

2.外務省

予防接種受けたい国が決まっている場合にはこちらも利用できます。

 

このように、国ごとに施設一覧・接種できるワクチン・住所・診療時間など非常にわかりやすく記載されています。

値段は不明ですが、アフガニスタンなどマイナーな国でもワクチン接種可能な機関が掲載されていました。さすが外務省。ワクチン予防接種機関に関する情報量は最多だと思われます。

 

このページへの行き方

外務省のHPから 海外渡航・滞在 をクリック。

➋ 世界の医療事情 クリック。

各地域の中の 調べたい国 をクリック。(ここではタイを選択)

下へスクロールすると ⑦予防接種(ワクチン接種機関を含む)という項目が出てくるので、こちら(PDF)をクリック。

 

❺PDFが開けました。

 



予防接種で予防できる病気の解説・接種回数・有効期間

ワクチンの種類については有名なメーカーのみ記載しています。

A型肝炎

疾患分布

 多くの途上国で流行(特に南アジア・アフリカ)
 食べ物(生野菜、水、氷、海産物)から感染するため予防困難
 倦怠感や発熱、頭痛、嘔吐などの症状が出現し、重症例では1カ月以上入院が必要なこともある

 産ワクチン〈エイムゲン〉
3回接種:初回、2~4週間後、6~24カ月後
3回で5年有効。

 輸入ワクチン〈Havrix〉
2回接種:初回、6カ月以上後
1回で1年は有効。 2回で15年以上有効。

※国産・輸入ワクチンに互換性あります。私は1,2回目はエイムゲン(近所でHavrixの接種が出来なかったため)、3回目は海外でHavrix接種予定です。

お勧め度★★★
輸入ワクチン〈Havrix〉がおすすめ!

B型肝炎

疾患分布

 性行為や血液(輸血、針刺し)などから感染
 慢性肝炎、肝硬変、肝がんの原因となる
 倦怠感や発熱、頭痛、嘔吐などの症状が出現し、一部の人で慢性化する

 産ワクチン〈ビームゲン、ヘプタバックスⅡ〉
3回接種:初回、4週間後、6カ月後
3回で5年有効。

 輸入ワクチン〈EngerixB〉
3回接種:初回、4週間後、6カ月以上後
3回で15年以上有効。

 輸入A・B型肝炎混合ワクチン〈Twinrix〉
3回接種:初回、4週間後、6カ月後
3回で15年以上有効。

お勧め度★★☆
輸入 A型肝炎・B型肝炎混合ワクチン〈Twinrix〉がおすすめ!

B型肝炎は昭和63年まで針の使いまわしによって感染した人が多く、問題となりました。現在は性交渉や針刺し以外で感染することはあまりありませんが、海外での医療事情はどうなのでしょうか・・・。

国内では注射針の使いまわしは100%あり得ないと思いますが、途上国の医療事情はどうなのでしょう。分かりません。海外で性交渉することはない!と考えている女性の方も、接種しておくほうが無難かとは思います。

 

 

破傷風・百日咳・ジフテリア混合

感染のリスク:全世界(日本含む)

 破傷風は発症すると集中治療が必要となり致死率は10~20%
 国内でも年間100例以上の発症
 日本を含む全世界の土壌中に破傷風菌が存在
 軽い
ケガや土への暴露で感染

海外渡航、海外赴任、海外出張、海外留学前の破傷風ワクチンの接種回数
http://izavel.com/

昭和43年以降の生まれがある人は基礎免疫がある(3回接種済み)のため、基本的に追加接種1回のみで大丈夫です。

 輸入ワクチン〈Tdap boostrix🄬〉
 DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)3種混合ワクチンのこと
 追加1回接種 10年有効

※DPT-IPV4種混合はジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ

お勧め度★★★
輸入ワクチン〈Tdap〉がおすすめ!
ポリオ流行地域へ行く場合は、DPT-IPVでもOK
 

※海外では破傷風ワクチン単独をお勧めされることがありますが、破傷風ワクチン(単独)は基本的に予防ワクチンではなく治療ワクチンです。基礎免疫のある日本人には、破傷風ワクチン単独の接種は量が多いので、約1/5しか入っていない3種混合ワクチンでも十分です。むしろ、成人では百日咳の免疫が低下しているため、百日咳の含まれた3種混合ワクチンの方が効率的です。

狂犬病

狂犬病の発生状況地図

 多くの国が感染リスク国
 発症後の致死率はほぼ100%
 事前に予防接種していても咬傷後には受診が必要
 事前の予防接種で咬傷後の免疫グロブリン治療が不要&ワクチン接種回数が減る

 産ワクチン〈化血研製〉
3回接種:初回、4週間後、6~12ヵ月後
3回で2年間(2年持続しないという研究があり、注意が必要)

 輸入ワクチン〈Rapibur VERORAB など〉
2回接種:初回、7~28日後
2回で2年有効

※2018より輸入ワクチンはWHO方式で3回→2回法が推奨されるようになりました!
狂犬病WHOポジショニングペーパーの更新
ただし、海外ではまだあまり浸透していないようです。国内でも輸入ワクチン3回法のところはまだまだあります。→タイのスネークファームではで既に2回法になっているそうです。)

お勧め度★★☆
絶対に輸入ワクチンがおすすめ!

狂犬病についてはこちらに詳しくまとめました。症状・予防法・噛まれた後の対処法・ワクチン接種方法についても記載しています。

狂犬病ワクチンは絶対に国産よりも輸入ワクチンをお勧めします!詳しくは下のページにまとめました。

 

日本脳炎

日本脳炎の分布地図 海外渡航 、海外赴任、海外出張、海外留学、海外旅行で日本脳炎ワクチンの接種を推奨する国

アジアにおいて蚊を媒介として感染(とくに夏季や雨季)
 発症者の20%が死亡、生存者の40%で後遺症が残る

 産ワクチン〈ジェービック〉
3回接種:初回、1~4週間後、12カ月後
2回で1年、3回で5年有効。2回接種後から抗体価がつく。

母子手帳で小児期の接種(基礎免疫:4回)があるかどうか確認しましょう!
あれば、35歳くらいまでは1回の追加で可能。1回で10年間有効。35~40歳以上は2回追加。

 輸入ワクチン〈Ixiaro,CD-JEVAX,IMOJEV〉
3回接種:初回、4週間後、1年後
3回で10年有効。

お勧め度★★☆
産ワクチン〈ジェービック〉がおすすめ!日本脳炎ワクチンだけは国産をお勧めします。日本製のほうが有効性が高く、安全性が確立されているようです。

 

ポリオ

ポリオの発生状況 海外渡航 、海外赴任、海外出張、海外留学、海外旅行でポリオワクチンの接種を推奨する国 不活化ポリオワクチンIPVを取り扱い

 流行地域のある国での出入国の際に接種証明書を求められる可能性あり
 インド、ネパール、バングラデッシュ、中近東、ナイジェリアなど
 特に昭和50~52年生まれの人は追加接種したほうが良い

 産ワクチン〈イモバックスポリオ〉
基礎免疫がある場合、不活性化ポリオ(IPV)の皮下または筋注接種。1回で10年有効。

※DPT-IPV4種混合ワクチンであれば、ジフテリア・百日咳・破傷風もあわせて1回の接種で可能です。

お勧め度★★☆
ポリオ単独でも、DPT-IPV4種混合でもどちらでも。

腸チフス

腸チフスの分布地図 海外渡航 、海外赴任、海外出張、海外留学、海外旅行で腸チフスワクチンの接種を推奨する国

 食べ物(とくに生水、生もの)を介して感染するため予防困難
 南アジアで最多(リスク5~10倍)
 60~70%のチフスは予防可能だがパラチフスは予防不可能
 高熱・頭痛・下痢・便秘・バラ疹など

輸入ワクチン〈Typhim Vi〉
1回接種で3年持続 2週間後には免疫がつく。

お勧め度★★☆

 

髄膜炎菌

髄膜炎菌[Meningococcal vaccine]の発生状況

 髄膜炎ベルトでは乾季(11~5月)に流行
 イスラム教のメッカ巡礼時期にサウジアラビアへ入国する際には証明書を求められる
 ヒト→ヒトへ伝染すし、高熱・頭痛・嘔気・髄膜炎症状があらわれる

 産ワクチン〈メナクトラ〉
 輸入ワクチン〈Menveo,Mencevax〉
国産も輸入も1回で5年有効。2週間後から免疫が付く。

お勧め度★☆☆

黄熱病

黄熱予防接種の推奨地域

 予防接種証明書(イエローカード)は接種10日後から生涯有効
 証明書を携帯していないと入国できない国がある
 蚊に刺されることで感染し、発熱、寒気、頭痛、嘔気などの症状が出る
 致死率は30%

 ワクチン
1回接種で生涯有効。

※国内では全国の検疫所と一部の医療機関でのみ接種可能。

各国の事情や黄熱の流行状況により、提示の義務などは予告なく変更されることがあります。

お勧め度★★★

麻疹(はしか)・風疹・おたふく風邪

感染リスク:日本を含む全世界

 麻疹:3,4日の38℃の発熱のあと解熱し、40℃の高熱と皮疹がでる
 風疹:軽い発熱や発疹症状 3,4日で治る
 感染力が強く成人では重症化しやすい(特に麻疹)
 致死率は30%

日本では麻疹・風疹は定期予防接種、おたふくかぜは任意(本人の希望)接種です。

成人後抗体が消える人も多いため、抗体検査で確認し、なければ追加接種がおすすめです。

また、麻疹は2019年現在日本でも流行しています。(2019年3月現在、2010年以降の同時期と比べて現在の患者報告数は最多!)そういう意味でも、抗体のない方は接種をお勧めします。

 ワクチン〈単独orMRorMMR〉
追加は1回接種のみで可。

MR:麻疹+風疹 MMR:麻疹+風疹+おたふく風邪

お勧め度★☆☆
海外渡航に必須ではないけどあれば安心。
海外で打つ場合、単独ワクチンは少なく、MMRワクチンとなることが多いです。
(すでに基礎免疫がある状態で追加接種しても体に問題ありません。)

水痘(みずぼうそう)

感染リスク:日本を含む全世界

 感染力が強く成人で重症化しやすい
 過去に感染歴があれば大多数は抗体あり

 ワクチン〈単独orMRorMMR〉
2回接種:初回、4~8週後
2回で20年有効

お勧め度★☆☆
海外渡航に必須ではないけどあれば安心。

コレラ

疾患分布

 コレラ菌に汚染された水や食料の接種により感染
下痢または嘔吐が起こり、重症では「コメのとぎ汁様の便」となる

輸入経口ワクチン〈DUKORAL〉
2回内服により病原性大腸菌の下痢症に3カ月、コレラ菌の下痢症に2年有効

お勧め度☆☆☆
費用対効果が低く、国内でも常備していない病院も多いようです。
旅行者下痢症の原因としてもコレラは稀です。

日本脳炎

ダニ媒介性脳炎[Tick Borne Encephalitis]の発生状況

 東欧~中央アジア、北海道で報告がある
 マダニが媒介する感染症で春~夏にかけて流行

輸入ワクチン〈FSME-IMMUN,Encepur〉
3回接種:初回、1~3カ月後、5~12カ月後
3回で3~5年有効。

お勧め度★☆☆
アジア地域では流行していないため取り扱いがないことが多く、タイを含むアジア旅行中に接種することは難しいです。

予防接種スケジュール

一つのワクチンを接種してから、次のワクチンを接種するまでにあけたほうがいい間隔は、ワクチンの種類によって異なっています。

病院にもよりますが4,5本を同時に接種することが出来ます。

本ページに記載しているワクチンでの間隔は、下記のとおりです。
接種してから27日以上あける
【生ワクチン】
麻疹・風疹・おたふくかぜ・水痘・黄熱

接種してから6日以上あける
【不活性化ワクチン】
上記以外すべて

 

私は、A型肝炎、T-dap(破傷風・ジフテリア・百日咳混合ワクチン)、狂犬病、日本脳炎、ポリオ、腸チフス、髄膜炎菌、黄熱病、おたふくかぜを受けることにしました。

私の予防接種スケジュール(予定)
2018年
9月 (国産)A型肝炎1回目
10月 (国産)A型肝炎2回目(3週)、日本脳炎
2019年
4月1日 日本出国
2日  @ミャンマー 狂犬病1回目、腸チフス、T-dap(あればDPT-IPV4種混合)、(輸入)A型肝炎
12~16日 @タイ  狂犬病2回目、髄膜炎菌、ポリオ
移行アジア周遊中に黄熱病、おたふくかぜ

出発前にはA型肝炎1,2回目と日本脳炎(国産)のみ接種しました。輸入A型ワクチンを近くで安く打てる場合、1回で効果も長いため、そちらのほうが良いかと思います。

あくまで予定であり、在庫状況など現地Drと相談して決める予定です。

追記予防接種完了しました。
4/2@ミャンマー 狂犬病、腸チフス
4/12@タイ 狂犬病、髄膜炎菌、DPT-IPV4種混合、A型肝炎
4/15@タイ 黄熱病
と接種完了しました。ポリオはDPT-IPVにて、おたふくかぜは接種しないことにしました。

まとめ

お勧め度も記載してしまいましたが、その地域・国へ滞在する場合、予防接種は基本的にはしたほうが良いと思います。

最低限必要なのは、A型肝炎と破傷風。

また、日本脳炎ワクチンは国産  狂犬病ワクチンは輸入品 をおすすめします!その他は国産・外国産どちらでもよいと思います。

予防接種を受けようとおもうと意外と時間がかかりますので、早めに計画しましょう。

参考にしたサイト

 品川イーストクリニック
 名鉄病院
 厚生労働省検疫所FORTH
 NIID 国立感染症研究所

コメント