世界一周19ヵ国目トルコの総まとめです。
1.滞在日数・行程表・ルート
滞在都市:ギョレメ(カッパドキア),パムッカレ,イスタンブール
滞在日数:2019/9/20~9/28 9日間
行程表・ルート:
1日目 車中泊 バトゥミ(ジョジア)→トバブゾン→ギョレメ移動
バトゥミ(ジョージア)→トラブゾン(トルコ)経由→カッパドキア拠点の町への行き方
2~4泊目 ギョレメ泊 カッパドキア周辺観光
【トルコ】カッパドキアのレッドツアーをバイクで回ろう
【トルコ】デリンクユ地下都市へ自力での行き方とウチヒサール城
【トルコ】カッパドキアの気球は噂通りの絶景でした
5泊目 車中泊 午前:ギョレメ観光 夜:ギョレメ→パムッカレ移動
6泊目 パムッカレ
【トルコ】レッドパムッカレ温泉は泥パックも出来る良質な温泉!
7泊目 イスタンブール泊 早朝:パムッカレ→イスタンブール移動(飛行機) 午後:イスタンブール観光
8泊目 空港泊 イスタンブール観光
9日目 イスタンブール→ロサンゼルス(アメリカ)へ移動
イスタンブール発の航空券を予め購入していたため、トルコの定番・有名どころだけをまわる弾丸旅になりました。滞在都市を3都市に絞ったため比較的ゆっくりと観光が出来たと思います。
2.滞在費用
総費用:34,458円(キャッシング手数料,国際航空券など除く)
滞在日数:実質7日間
1日平均:4,407円
【通貨】1リラ=18.9円
食費 5,208円
交通費 8,200円
宿泊費 4,020円
観光費 3,185円
その他雑費 13,458円
トルコでは土産購入とカメラ修理(免責金額3000円)により、その他雑費の金額が高くなりました。それらがなければ1日平均2,944円と3,000円以下です。
2-1.食費 5,208円
1日平均651円
トルコは豪華な朝食付きホステルが多かったため、昼食・夕食代のみです。トルコ料理は世界三大料理の一つ。当然ながら美味しかったです。
ローカル向けの大衆食堂は「ロカンタ」と呼ばれ親しまれており、種類豊富で美味しいです。ただし、一大観光地であるギョレメの街には安くて美味しいロカンタは殆どなく、どのレストランも観光地価格です。
↑黒海沿いの街・トラブゾンでは久々に魚の塩焼き。絶品。また、トルコのパンは基本的に無料、中がモチっとして美味しいです。
↑ロカンタでは指差し注文なので言葉が通じなくても楽々。チキンスープとレバーとジャガイモの煮物、ピラフ(白いんげん豆乗せ)で僅か12.5リラ(=236円)。イスタンブールには安くて美味しいロカンタが沢山。
↑トルコ料理といえばケバブ。ギョレメの街でも安いです。
↑トルコ風ピザのピデ。地域によって生地の分厚さが違いますがこれはカッパドキアの街で食べたチキンピデ。
↑カッパドキアでもアイスは2リラと格安。
↑カッパドキア名物・壺ケバブ(テスティ・ケバブ)。カッパドキア名物である壺の中に野菜や鶏肉、じゃがいもなどを入れて長時間煮込んだもの。
目の前でアツアツの壺を割って、お皿に移してくれます。長時間じっくりと煮込まれているので野菜とお肉のうまみが染み渡って美味しいです。ただしギョレメでは安いレストランでも35リラ(=662円)~でした。
↑パムッカレでは朝食にホットサンドとレンズ豆のスープ(メルジメッキ・チョルバス)。レンズマメのスープはお粥のような優しい味わいで朝食にぴったりです。
↑ロカンタでは食後にチャイのサービス。
そしてトルコで一番食べてもらいたいのはイスタンブールにあるサバサンド(バルック・エキメッキ)。サバ(鯖)をバゲットで挟んだサンドイッチです。海外のご当地グルメは1回食べれば満足、ということも多いのですがサバサンドは絶品でした!何回でも食べられます。
カリッと焼いたバゲットの中に鯖とたっぷりのレタス、玉ねぎ、レモン果汁などが入っています。塩気が合って美味しい!
(写真が見当たらなかったため、Google検索より。)
イスタンブールのサバサンドは10リラ~。ガラタ橋下にサバサンド通りがありますが、そこは15リラ。街中にあるサバサンド屋が安くて美味しかったです。
2-2.交通費 8,200円
主な長距離移動
トラブゾン~ギョレメ 120リラ(=2,268円)
ギョレメ~パムッカレ 80リラ(=1,512円)
パムッカレ~イスタンブール(飛行機) 120リラ(=2.268円)
ギョレメでのレンタルバイク2人で割り勘 50リラ(=945円)
トルコでは長距離バスが充実していますトラブゾン~ギョレメ~パムッカレ間は夜行バスを利用しました。長距離バスは乗務員が1人おり、軽食・飲み物付きのことが多いと思います。
ただ、トルコでは国内航空券が格安です!(旅の最後に知りました。)2019年時点で預け荷物が無料のTURKISH AIRLINESのチケットを直前予約でも1000円代~という値段で購入することが出来ます。正直バスよりも安いことがあります。
そのため、トルコ旅行される方は、バスチケットを購入する前にskyscannerなどで航空券の値段を一度調べてみることをオススメします。
トルコの長距離バスは快適ですが長時間移動で疲れるため、安くて早い飛行機の方が楽だと思います。
2-3.宿泊費4,020円
1日平均 503円
7泊のうち1泊車中泊、1泊空港泊です。そのため実際の1泊平均は804円。トルコの宿は朝食が豪華な宿が多かったので、それが楽しみの一つでした。
トルコ国内からbooking.comにアクセスすることか出来ません。中国やイランでインターネットを利用する時と同様に、VPNの利用が必要です。無料VPNアプリを使うことによってアクセスすることが出来たので、予めダウンロードしておくことをオススメします。

2-4.観光費 3,185円
主な観光費
ギョレメビューポイント 1回3リラ(=56円)
デリンクユ地下都市 42リラ(=793円)
ウチヒサル城 9リラ(=170円)
パムッカレ・ヒエラポリス共通入場券 60リラ(=1,134円)
カユラハットの温泉・ハマム 50リラ(=945円)
私が訪れた2019年からカッパドキアの朝日・夕日のビューポイントに入場料がかかるようになりました。
↑カッパドキアの早朝に上がる気球と奇岩群のコラボレーションは何回でも見たい絶景。
↑奇岩群が立ち並ぶレッドツアーのコースはレンタルバイクで回りました。
↑ウチヒサール城
↑デリンクユ地下都市。数万人も暮らしていたという、世界最大規模の地下都市です。
↑ヒエラポリスとパムッカレ
↑パムッカレの奥にあるカラユハットという温泉街には良質な温泉、レッドパムッカレ温泉。
2-5.その他雑費 13,845円
トルコでは久々に購買欲が爆発しました。イスタンブールの巨大な市場とカッパドキアにある土産屋を比べたところ、カッパドキアの街の方が全体的に安い印象でした。
トルコでは平織りの織物・キルムが有名です。キリム生地のマットやクッションカバー、コースターなどを購入。
↑Google検索より(カメラの故障で写真が殆どありません…)。
トルコの美しいキリムに惚れてしまいました。
一見同じように見えるキリムですが、オススメの店はイスタンブールにある「SUFi Oriental Rugs ,Kilim And Handcraft」。日本語が堪能なオーナーと日本人の奥様が経営されています。お値段は他より少し高めですが、明らかに上質。この店を訪問して、質の違いに驚きました。
次回トルコ旅行する際も、きっとお土産を求めて再訪すると思います。
3.まとめ
9日間という弾丸で横断したトルコ旅でした。
トルコ人は親日で日本人(特に日本人女性)に対して凄く親切です。フレンドリーですぐ「チャイを飲みにおいで」と言ってくれます。(ただし、イスタンブールではボッタクリバーでの詐欺被害が多いので注意してください。)
ご飯が美味しく、人が良く、物価は安く、交通事情が良く…とすごく旅をしやすい国に感じました。1週間しか滞在できなかったのが勿体ない。トルコ南東部など訪れてみたい場所はまだまだ沢山あります。
また、アジアとヨーロッパを繋ぐ場所にある国ということで文化の交流地点でもあります。そのため多様な文化が入り混じった首都・イスタンブールの街自体も非常に面白く、イスタンブールも再訪したい町です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
久しぶりに拝見しました。トルコ、いいですね。GWにギリシャ旅行を計画しており、途中イスタンブールを観光する予定でしたが、コロナ騒動で怪しい雲行きに。。どうなることやらと気をもむ毎日です。海外での日本人への差別的言動を伝えるニュースもありますし、ゆかりさんもお気をつけて旅を続けてください。
こんにちは。
そうですね。今のところ、私自身コロナ騒動で差別を受けたことはありませんが、(南米で)現地の人と話をするとよく話題にあがるようになりました。私もこれから予定している国が渡航禁止にならないかと少し不安に感じています。突然状況が変わる可能性も高いので、航空券も手配しづらいですよね。難しいところです…。
カズさんも旅路が順調に進むことを願っています。お互い安全で良い旅にしましょう。