今回、ソンクラーンにあわせてバンコク滞在しました。
宿はBTSオンヌット駅が最寄りの「トリカホステル」にて。日本人オーナーさんのようで清潔感抜群、日本人も欧米人も宿泊する居心地のよい宿でした。そこで一緒にいく友達を見つけて、ソンクラーンに4/13・14と参戦してきました。
【場所】バンコク
【気温】最高37度 最低28度
【通貨】1バーツ=3.51円
ソンクラーンとはどんなお祭りなのか
4/13~4/15はタイの旧正月です。その旧正月にタイ全土で行われるのが、「ソンクラーン」いわゆる水かけ祭り。
ソンクラーン (ソンクランとも、สงกรานต์) とはタイにおける旧正月のことであり、チャントラカティ(タイの旧暦)の新年である。現在、政府によって4月13日から15日(仏暦・西暦)に固定されており、祝日になっている。
また、ソンクラーンの前後約10日間はテーサカーン・ソンクラーン(ソンクラーン期間)と呼ばれ、休日ではないが祭典が行われることがある。
もともとは、純粋に新年のお祝いであり、家族が一堂に集って共同で仏像のお清めを行ったり、年輩の家族のお清めを行う期間であったが、後に単なる水の掛け合いに発展したため、現在では新年と言うよりも祭りという色彩が強い。このため日本では(タイの)水掛け祭りという言い方もする事がある。
wikipediaより引用
タイ国政観光庁公式HPより
もともとは仏像や仏塔、年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習だったのが、いつのまにか今のような水鉄砲で通行人同士が水を掛け合うお祭りへと発展したようですね。
今ではタイを代表するお祭りとなり、タイの若者や外国人で大賑わいするイベントとなっています。
バンコク市内で盛り上がる地区
下の地図、非常に見づらいですが・・・おもに5か所あるようようです。
➊カオサンロード
バックパッカーの聖地カオサンロード。殆どが外国人(特に欧米人)。
➋シーロム地区
タイ人も外国人も集まる、カオサンと並んで有名な場所。歩行者天国になってホースや水鉄砲を持った人で埋め尽くされる。
❸伊勢丹前(セントラルワールド・プラザ前)
音楽用のステージがあり、泡パーティが開催される(2019年は泡パーティ中止!)タイ人中心。
❹サイアムスクエア
❺RCA(ロイヤル・シティ・アベニュー)
夜のソンクラーン!クラブで有名なRCA。屋外DJブースで音楽がかかり、飲んで踊りたい人が集まる。EDMフェスティバルで有名なS2Oフェスティバルも毎年この付近で開催。
1日目 カオサンロード
1日目はカオサンロードに宿で一緒になった韓国人女の子と行ってきました。
ソンクラーン時期には路上やスーパーなど至る所で水鉄砲が販売されています。100~1000バーツまで大きさによって様々。
カオサンロード入口。
「小さい水鉄砲だと現地の人に負けるよ」と韓国人女子タソルは大型の水鉄砲を購入。可愛い女の子。
ソンクラーンはアロハシャツが定番だそうで、前日に色違いを購入しました。
未知の両端では大音量で音楽が鳴り響き、外国人がステージに立って踊っています。当然標的にされるけど、皆さん水を浴びながら大盛り上がり。
カオサンロードはごった返し。歩くだけで精一杯という人の多さ。とにかく人!人!人!
でも暑いから、体にかかる水は気持ちいい。
ホースはずるい。
水がなくなっても、露店で1回10バーツで水を購入できます。
しばらくソンクラーンを楽しんでいたのですが、途中でタソルの目に水を掛けられてコンタクトがずれるというアクシデントが発生。歩くのがやっと、というくらいの人混みで私も疲れがあったので1日目は早々に退散しました。
基本的にみんな、体や顔を狙ってきます。私はサングラスをしていたからまだ良かったけど保護がないと辛い・・・。無色透明のゴーグルを付けている人も多くいて、目を気にせず楽しむならゴーグルをする方がよさそうです。
2日目 伊勢丹前
バンコクにも伊勢丹があります。
BTSチットロム駅で降りて、伊勢丹(セントラルワールドプラザ)前へ。こちらは泡のステージがあるとのことで、同部屋の日本人女子と参戦してきました。
デパート内に泡ブース。
ただ、伊勢丹に到着してから、2019年は泡パーティが開催されないことが判明!過去に死傷者や感電事故があったため今年から中止になったようです。
伊勢丹前は特設ステージがあり、タイ人が多い印象でした。
ステージは2つ。こちらは歌手のステージ。もうひとつはDJブース。12時30分ごろ開門します。
開門待ちの行列。
小さな女の子も参加。
入口では警備員さんが荷物チェック。バッグも持って入れるけど、ベルトは回収。
開門直後。ステージ上からホースで水を掛けられます。
メインのDJブースで音楽が始まるとタイ人中心に大盛り上がり。屋外音楽フェスティバルのような感じです。
音楽に合わせて水を掛けたり踊ったり。タイ語だから何を言っているか分からないけど、DJの掛け声で大盛り上がり。
ちなみにこの区域内、無料で給水が出来ます!
ステージ内で噴水になっている場所からも、みんな給水。
外に出ると1回10バーツ、15バーツする水が無料なので、水鉄砲使い放題!当然水かけも盛り上がります。ここが一番楽しかった!
大人数は強い。1人で戦いを挑むと簡単に負けてしまう・・・。
ブース内を外から撮影。
道路側も大混雑。
伊勢丹の道路を挟んで反対側にも水かけをする人が集まるスポットがありました。
頭上からホースの水を被りつつソンクラーン祭り!
この男の子が可愛かった。この家族(?)と水の打ち合い。この男性の水鉄砲から放たれる水は、次の瞬間私の方に向かってきます。みんな顔を中心に狙ってくるから、サングラスだけだと横から水が入って結構厳しい。
特設ステージで水かけをしたり音楽で盛り上がったりして、凄く楽しかったです。全身に水を浴びるから暑さも感じない。2時間以上遊びました。
本当はこのあとサイアムスクエアの方に歩いていく予定だったのだけど、満足して疲れて宿に帰ってしまうぐらい楽しみました。
正直カオサンは人が多すぎて楽しさよりも疲れのほうが大きかったけど、伊勢丹前の広場や街中での水掛けは最高でした。またタイミングが合えば参加したい!というお祭りです。
水鉄砲ってこんなに楽しかったのか!と童心に戻って、日本では味わえない感覚を味わうことが出来ます。
帰りもBTS。電車内は冷房が効いているので、かなり寒いです。太陽に当たって濡れた服を乾かしてから帰ります。
宿のあるオンヌット駅まで40バーツ前後。切符(?)は駅の受付で購入することもできるので、バスに乗るよりも難易度低めです。
ちなみに、2日目のモール内の水鉄砲は250→90バーツへ大幅な値引きをされた価格で販売されていました。露店だと高いので、2日目以降から参戦する方はスーパーで値引きされたものを買うのが良いと思います。
何故か多くのタイ人も水鉄砲を買っているという不思議。毎年開催されているのに毎年購入しているのかな、と疑問でした。
3日目 早朝のシーロム駅
15日はスネークファームで予防接種を受けて、ホアヒン(バンコクの南)に長距離バス移動する日。予防接種を受けるスネークファームはシーロム駅近くにあるので、水を浴びないよう朝9時前ごろに向かいます。
スーツケースにも防水カバーを付けて万が一に備えます。
朝のBTSは人が少ない。
水鉄砲の準備をするスタッフ。
幸いにも朝のシーロム駅は水の掛け合いはほとんどなく、濡れずに移動することができました。ソンクラーン中は夜まで盛り上がるので、昼頃から活発になるのだと思います。(カオサン周辺の朝の様子はわかりませんが・・・)
無事に予防接種を完了。
南バスターミナルへ行って、91番ブースでホアヒン行きバスチケットを購入。155パーツ。
11時頃に到着して、11時30分発のチケットを購入。私のすぐあとにもバックパッカー女性がチケット購入。旧正月という祝日なので郊外へのバスチケットが売り切れか心配していたのですが、全く問題ありませんでした。
時計は止まっている。
バスは古い。ミャンマーの豪華な長距離バスが懐かしいです。
3時間ほどでタイの避暑地といわれるホアヒンに到着しました。
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