【イラン】秘境・サルアガセイエッド村への行き方

イラン
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「サルアガセイエッド村」をご存知でしょうか。略して「サルアガ村」とも呼ばれ、イラン中部にあります。シーラーズの街から一日かけて、バスを何本も乗り継いでやっと辿り着くことが出来るという秘境の村ですが、建物の屋根の上に道路があるのです!

屋根の上に家が並ぶ景色といえば、テヘランやラシュトからアクセスできる、「マスメ村」もあるのですが、こちらは完全に観光地化されており、土産屋が並んでいるとのこと…。

それよりも、観光地化されていない素朴な村を見たいと思い、エスファファーンを拠点に2泊3日で秘境・サルアガセイエッド(以下:サルアガ村)を訪れてみました。

2019年のサルアガセイエッド村の行き方・場所など最新情報をお届けします。

※2019年8月17日時点での情報です。

【場所】サルアガセイエッド
【移動日】2019年8月16,17日
【通貨】1$=42,000リアル(公定レート)1$=117,500リアル(闇両替レート)1$=108.5円
※イランには2種類の通貨があります。紙幣はリアル。店舗での記載は基本的にトマン。10リアル=1トマンです。

1.サルアガセイエッド村とは

イラン中部に位置する約3800人が住む山間の村。

急斜面にあるため家の上に家が建てられ、屋根が通り道や中庭としても機能しているという独特の建築方法で、旅人に有名な村です。病院や学校、警察署もなく自由でのんびりとした時間が流れています。

現在の村の人口は3,800人?(案内してくれたデイビット談。wikipediaによると、2006年時点で208家族1360人。)。1000~2000人が本当ではないかと推測します。

まるでゲーム内の世界のようにも感じる、日本では絶対に見ることのできない絶景の村です。

 

2.行き方

2-1.概要

サルアガ村に行くためには、エスファハーンを拠点にします。

➊サルアガ村は土の斜面や階段が多い ➋ミニバスでは荷物置き場が通路しかない という理由から、大荷物はエスファハーンの宿に置いて、身軽な格好で訪れることをオススメします。

主な行き方は2通り。
ローカルバス(またはシェアタクシー)を4本乗り継ぐ
タクシーで行く

エスファハーンからサルアガ村までタクシーはあまり、現実的ではないので、ローカルバス(またはシェアタクシー)での乗り継ぎについてご説明します。

【移動日】2019年8月16日(17日)
【費用】245,000リアル(=226円)
【所要時間】計7時間30分
【ルート】エスファハーン(Esfahan)~シャフレコルド(Chahrekord)~ファルサン(Farsan)~チェルゲルド(Chelgerd)~サルアガセイエッド(Sar Agha Seyed)

エスファハーン(Zayanderud Bus Terminal)→シャフレコルド:1時間30分 80,000リアル 
シャフレコルド(Azadi Bus Terminal)→ファルサン:30分 25,000リアル
ファルサン(ایستگاه اتوبوس پیل آباد)→チェルゲルド:1時間20分 40,000リアル
チェルゲルド→サルアガセイエッド:2時間30分 100,000リアル
(上記値段はバスを利用した場合。シェアタクシーの場合若干高くなります。)

また、シャフレコルドからチェルゲルドまでタクシーチャーターした場合の料金は500,000リアル~600,000リアルだそうです(2019年7月の旅行者談)。

エスファハーン~シャフレコルド~ファルサン~チェルゲルドは比較的バスが頻発しており、乗り場さえ間違えなければ乗り換えは簡単です。そして、チェルゲルドまでは舗装道路。

ただ、チェルゲルド~サルアガセイエッドは14時発以降のバスについては不明なので、13時頃までにチェルゲルドに到着するプランで行く方が良いと思います。この区間は距離は短いですが山道の峠越え&未舗装道路であることから、時間が掛かりました。

※タクシーの運転手は「バスはない」とよく嘘をつくのでご注意ください。(特にファルサンのバス停付近)

 

2-2.実際の移動

7時40分 エスファハーンの宿出発し、中心部からバスターミナルへ。Snappアプリにて70,000リアル。

8時 エスファハーン、Zayanderud Bus Terminal到着。

シャフレコルド行きバスはこの更に奥「7番」です。

立派な大型バス。

8時30分 エスファハーン出発80,000リアル。運賃は車内で支払い。

10時 シャフレコルド到着。

周囲の人に着いて、奥の白い建物の方へ歩きます。乗り場は同じ敷地内。

シャフレコルド行きもバスは大型バスではなく、小型バス。

10時30分 シャフレコルド出発。25,000リアル

この車内でイラン人家族と素敵な出会いがあり、家にご招待していただきました。

 

11時 ファルサン到着。

16日にはグーチャンという街に行き、ホームステイで1泊。翌日17日にファルサンからサルアガ村に向かいました。

(翌日)10時40分 ファルサン出発。40,000リアル。

ファルサンのバス乗り場は、青い看板が目印。

Google mapでは「ایستگاه اتوبوس پیل آباد」maps.meでは「asystgah atwbws fyl abad」として掲載されています。

今回は道路沿いにバスが停車していましたが、青い看板右奥の入ったところにバスが停車していることもあるようです。(エスファハーン方面に帰る際、タクシーの運転手に「バスはない」と言われましたが、バス乗り場まで歩くとバスはありました。)

 

 

12時 チェルゲルド到着。到着した場所のすぐ目の前、大通り沿いにバス会社。

サルアガ村行きのバス乗り場。サルアガ村行きの次のバスは2時間後の14時と言われたため、お昼ごはんを食べて街を散策します。

メインロード1本ですが意外としっかりした街。

この村に来ると伝統衣装を着た男性が増えました。バギーパンツのようにダボッとした黒色のズボン。

↑鍵盤に見えてしまう羽織。

チェルゲルドの街を歩いていると、沢山の人が「どこからきたの?家においで」と声を掛けてくれます。今日こそはサルアガ村に行きたいので、ごめんね、とお断りしましたが…。そして皆「フォト、フォト」と人懐っこい。観光客のあまり来ない田舎町だからか、都市部に住む人とは全く違う距離感です。

今日宿泊するところへの手土産として、メロン(中サイズ1個100円以下)を購入して13時30分頃オフィス前へ。

 

14時 チェルゲルド出発。100,000リアル

チェルゲルド~サルアガセイエッド間は砂利道なのでゆっくりと進みます。途中、パンク車とも出会いました。ただ、このサルアガ村に続く道は絶景が広がっていました

前半は舗装道路。

山道に住む遊牧民にナンをお届け。この区間のミニバスは重要な物資調達手段のようです。

後半は砂利道。峠越えです。(↑は帰りの写真。)往路は、山が右手にあるため、左側の席に座った方が絶景を楽しむことが出来ると思います。

ゆっくりと2時間30分程かけてサルアガ村が見えてきました。

サルアガ村到着!急斜面に造られた、段々になった家が並びます。

村全体が迷路のようになっており、凄く面白い場所でした。サルアガ村は2泊3日滞在しました。次回、サルアガ村での生活をご紹介します。



 

3.帰り方

行きと同じ方法で変えることが出来ます。乗り場も行きの乗り場と同じです。

ただし、サルアガセイエッド村を出発する帰りのバスは朝6時発。大人数が利用し、席に座れなくなるため、30分前にはバスに乗った方が良いそうです。

また、デイビットによると朝8時と12時にエスファハーン行きの乗り合いタクシー(一人3$)があるそう。ローカルバスを乗り継いでも約2$掛かるため、非常にお得です。(ただ最後に彼とトラブルがあり、結局このタクシーは利用しませんでした。)

私の場合、11時頃サルアガ村を出発。
サルアガ村→チェルゲルド(ヒッチハイク)
チェルゲルド→ファルサン(シェアタクシー90,000リアル)
ファルサン→シャフレコルド(バス)
シャフレコルド→エスファハーン(バス)

という方法で、エスファハーンに18時前頃到着しました。

サルアガ村~チェルゲルドはバスが少ないです。一番良いのは上記、エスファハーンへの乗り合いタクシー(今回、乗ることが出来なかったため、宿のホストに尋ねてください。)。乗り合いタクシーやバスを逃した場合も、1時間に数台は車が通るのでヒッチハイクで乗せてもらうことが可能でした。

サルアガ村~チェルゲルドの区間以外はバスまたはシェアタクシーが頻発しています。今回、チェルゲルドではバスがないとオフィスで言われたためシェアタクシーを利用しました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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