ラオス国内で一番ラオスを感じられた場所・ムアンゴイから中国国境へ行くため、ムアンゴイ~ノーンキャウ~ルアンナムターへと移動しました。
数年前はノーンキャウ→ルアンナムターへ行くために、ウドムサイでチケットを買い足す必要がありましたが、現在は一つのチケットで一気にノーンキャウへ行くことが出来ます。
【場所】ムアンゴイ
【気温】最高30度 最低22度
【通貨】10,000キープ=125円
ムアンゴイからルアンナムターへの行き方
➊ムアンゴイからノーンキャウへ
当日朝、ムアンゴイの船着場手前にあるチケット売り場でノーンキャウ行きのチケットを購入します。
朝8時からオープン。25,000キープ。
売場のおじさんに船は10時だと言われます。30分前の9時30分にいくと、既に船は到着。現地の人が多く乗り込んでいました。
往路と同じく、ソフトシートは6席のみ。それ以外は皆横一列になって固い板の上に座ります。
私はなんとか席に座れましたが、30分前で既にすし詰め状態。後から来た外国人旅行者は後の便となっていました。9時半よりも早めに船着場に到着していた方が良さそうです。
10時ムアンゴイ出発。
ノーンキャウからムアンゴイまで往路は1時間以上かかりましたが、復路は川の流れに乗るので少し早いような変わらないような…。
行きと同じく沢山の水牛を見ながら川を下ります。
11時前ノーンキャウの船着き場に到着。
船着場には乗り合いタクシーが待ち構えているので、乗客の殆どがそれに乗ってバスターミナルへ行きます。
バスターミナルは歩いても行ける距離なのですが、事前に調べていたノーンキャウ~ルアンナムター行きのバスの出発時間が11時。時間が迫っているので私も利用しました。
(Google mapにはありませんが、maps.meに「Nong Khiaw Bus Station」が載っています。ノーンキャウの街はmaps.meの方が便利です。)
ルアンナムター行きのバス出発時間までギリギリなので、それを伝えると運転手がわざわざ電話してくれました。ラオス人優しい。
5分程でバスターミナルへ到着。
時刻表。ノーンキャウ行き100,000キープ。ウドムサイ行きは50,000キープ。
記載は11時だけど、出発時刻を聞くと「11時30分」とのことです。時刻表が当てになりません。バスターミナルにはお菓子やジュースを販売している小さな商店があるのみ。昼ご飯を食べるような場所はありません。
基本的にドライバーも英語は通じません。「ノーンキャウ」という単語と指さしでコミュニケーション。
乗り合いバンです。
11時30分4人乗ってノーンキャウ出発。
山道だけど、舗装された道です。ラオスの道はヤバイという噂を聞いておりましたが、意外と良い道でした。
道端で販売している野菜を運転手が購入したり、途中で中国人女子3人組を拾ったりして、ウドムサイに向かいます。ラオス北部(特にルアンナムターなど国境に近い街)は移住した中国人が多くいます。
14時30分ウドムサイ到着し、女子たちの要望があり、レストランで昼食。
15時10分ウドムサイバスターミナルでバンからバスに乗り換え
ウドムサイのバスターミナルには値段が書いていませんでした。
ただ、地球の歩き方によるとウドムサイ~ルアンナムターは40,000キープ。チケットをノーンキャウ~ウドムサイ、ウドムサイ~ルアンナムターと個別に購入したほうが安い可能性があります。
英語を話せる中国人女子3人組に案内してもらってルアンナムター行きのバスに移動。先ほどよりも大きめのバスです。彼女たちは中国の国境を越えて景洪へ行くとのことで途中下車していました。
15時35分満席でウドムサイ出発。
ココからの道も、基本的には舗装されています。ウドムサイ以降は、中国語表記の店が多く中国資本を強く感じました。首都ヴィエンチャンから中国国境のルアンナムター県ボーテンへの高速鉄道を建設中なのです。そのため工事のために中国人が多くラオスに移住してきています。ラオスにいるのに中国色が強い、不思議な気分。
建設中の高速鉄道。2022年の運行が目標です。建設総額は約60億ドル。完成すれば輸送コストの削減や観光客の増加により、35年で投資が回収できると見込まれています。
ただ、ラオスは東南アジアで最貧国のひとつ。発展のためにインフラの整備が重要とはいえ、債務地獄、中国依存にならないか心配なところです。
中国方面と、ルアンナムター方面の分かれ道を過ぎた辺りから道は砂利道に。悪路です。車が走ると埃が舞い、段差を通って飛び跳ねること何回か…。
19時20分ルアンナムター長距離バスターミナル到着。
ルアンナムター長距離バスターミナルの時刻表と料金。やはり、ウドムサイ~ルアンナムター間は40,000キープ。中国の入口、景供(Jienh Hong)行きは130,000キープ朝8時出発です。
ルアンナムター長距離バスターミナルは市内から10km以上離れているため、トゥクトゥクで市内に行く必要があります。
利用者が3~4人だと30,000キープ/人、2人だと50,000キープ/人だ、と強気の価格設定です。相場から考えると高額だけど、夜間だし距離的に歩くことは出来ないので仕方がありません。ラオス人も同額なので観光客価格でもない。
30,000キープ支払って市内に向かいました。
辺りは真っ暗。ルアンナムター市内への道はきちんと舗装されています。むしろ片道2車線あり、立派な道です。トゥクトゥクのお兄さんは宿の場所まで連れて行ってくれました。
ルアンナムターも安宿が予約サイトには掲載されていないため、予め調べていた宿に直接向かいます。
この日はルアンナムターで最安の宿(という評判)のMANYCHAN GUESTHOUSE 30,000キープに宿泊。Wifiあり。ただ、あまり居心地は良くなかったので翌日宿を変更しました。
ドミトリーに蚊帳がなぜか一つだけ。
ルアンナムターはマーケットで美味しいご飯が安く食べられ、サウナも楽しめる素敵な街でした。次回はルアンナムター観光です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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