【イラン】ラムサールにあるラジウム温泉への行き方

イラン
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ラムサールイラン北部、カスピ海沿岸に位置する街。「ラムサール」と聞いてまず思い浮かべるのは「ラムサール条約」。湿地の生態系を守る目的で制定された国際条約であるラムサール条約はイランにあるこのラムサールという街で調印されました。

ラムサールは条約を制定された都市ですが、湿地があるわけではありません。しかしラムサールは、世界有数の高自然放射線地域でラジウム温泉があることでも有名です。

イランで名湯に入れる!と聞き、ラムサール温泉に入るためラシュトという街からラムサールへ日帰りトリップしてきました。

【場所】ラムサール
【滞在日】2019年8月20日
【通貨】1$=42,000リアル(公定レート)1$=117,500リアル(闇両替レート)1$=108.5円
※イランには2種類の通貨があります。紙幣はリアル。店舗での記載は基本的にトマン。10リアル=1トマンです。

1.エスファハーンからラシュトへの行き方

エスファハーンからラシュトへのバスの発着場所は北バスターミナルであるKaveh Bus Terminal。内部にはバス会社が沢山入っており、各会社に聞いて回りました。というのも、移動日は19日(月)だったのですが、祝日前日とのことでその日のバスはどこの会社も満席!金土日は満席になることが多いと聞いていたものの、祝日は盲点でした。

断られ続けたものの、諦めずに何軒も聞いて回ったところ、運よく空席のあるバス会社を見つけ、チケットを購入することができました。3列シートのVIPバス760,000リアル

エスファハーン→ラシュトの概要
出発場所:Kaveh Bus Terminal
到着場所:Gil Bus Terminal
出発時間:22時
所要時間:9時間20分
費用:3列シートVIPバス 760,000リアル(=701円)

エスファハーン北部にあるKaveh Bus Terminal。Kaveh駅までメトロを利用することにより、簡単にアクセス可能です。

22時20分出発。

イランの長距離バスではお菓子が付いてくることが多いです。写真ブレブレですが、フルーツとキュウリは初めてでした。

7時40分ラシュトのバスターミナル(maps.me上はGil Bus terminal)到着。

中心部まで6kmもあるため、流しのタクシーに乗りました。100,000リアルと意外と良心的な価格。

 

2.ラシュトからラムサールへの行き方

2-1.シェアタクシー乗り場・料金

ラシュトからラムサールへはバスがありません。シェアタクシーでの移動になります。

ラシュト→ラムサール(シェアタクシー)
出発場所:janbazan squareの南東の角
到着場所:Melli parkで下車
費用:280,000リアル(=258円)
所要時間:2時間
東方面のシェアタクシー乗り場は、「janbazan square(ジャンバザン スクエア)」の角。場所は下図参照。

中心部にある安宿Mehmanpazir Kenareh(通称ケナレ)というホテルからタクシーで70,000リアルでした。

10時55分 人数が集まったため出発。280,000リアル(=258円)

12時45分 到着。約2時間。目的地を言うと、メリパーク(Melli Park)まで送ってくれました。



 

3.ラムサール温泉

3-1.場所・料金

ラムサール宮殿博物館(Ramsar Palace Museum)とRamsar Grand Hotel Spaの間に位置します。正直分かりづらいです。Google map上は「آبگرم مادرشاه」と記載。

メイン道路から土産屋の通りに入ると、左側にオレンジの看板と駐車場入り口が見えます。

↑手前が南側、奥がメイン道路。(この写真は北向きの写真なので、右側に温泉入口があります。)

↑オレンジの看板と駐車場。ここが温泉の入口です。中に入ります。

駐車場の右奥に矢印が書かれた看板と階段。温泉はこの奥です。ペルシャ文字は全く解読できないので、道に迷いました。

温泉施設の入口から漂う強い硫黄の香り。そして湧き出ている緑色の温泉。期待大です!

入って右側に受付。大衆浴場は60,000リアル、個室は80,000リアル。外国人価格がないのでお手頃です。案内してくれたイラン人は個室をオススメしてくれたけど、イスラムの厳格なイランで地元の人と温泉に入れる貴重な機会。迷わず大衆浴場を選びました。

時間制限はありません。

奥が女性用大衆浴場です。入口の女性にチケットを見せて入場します。

個室の入口はこちら。

 

3-2.快適なラムサール温泉

女性用の温泉の中はこのような感じ。入口の奥に更衣室とトイレ2ヵ所シャワー2ヵ所、左側に大浴場です。貴重品ロッカーはありません。

ベンチやベンチの上にあるフックに荷物を置きます。更衣室で水着に着替えてシャワーを浴び、大浴場へ。

中に入ると既に水着姿のイラン人女性が何人も。海やプールなどでも、男性の前では水着姿になることができないため、温泉は心置きなく水着姿になることが出来る貴重な場所です。

ラシュトの西側にあるサルエイン温泉では水泳帽の着用が義務付けられていますが、ここでは自由です。10人以上の女性がいましたが、帽子を着用して人はいませんでした。

また、出会ったイラン人女性で上下セパレートタイプの水着の人はおらず、皆ワンピースタイプ。お腹や背中などの露出の多いツナギタイプの若者はいましたが、上下セパレートのビキニ姿は私だけで、尚且つ外国人ということで凄く目立ちました。

大浴場。汚い、掃除されていないなど口コミがありましたが、実際に行ってみると不満に思う点は全くなく、比較的綺麗な温泉でした。

1辺に25人ぐらい座れるのではないかと思う程の巨大な浴槽です。肝心の温度は、熱くなく温くもなく丁度良い温度。温めが多い、海外の温泉の中では少し温度が高めです。多分40~41℃くらい。日本人にとっては適温だと思います。

温泉自体が少し青みのある乳白色なので、見た目は本当にプールですが、柱には析出物が沢山!そして僅かに香る硫黄臭。浴槽は意外と深く、簡単に肩まで浸かることが出来ます。

質の良い高濃度ラジウム温泉。たっぷりの湯船で凄く気持ちが良いです!これは超オススメ!!満足度の高い温泉でした。

温泉で温まった後は、ノンアルコールビール。レモン味。50,000リアル。最高です。

 

4.ラムサール宮殿博物館

折角なので温泉施設の隣にあるラムサール宮殿博物館に寄ってみました。外国人料金400,000リアルと高額なのですが、知り合ったクルディスタン人の男の子が代わりに購入してくれて現地人価格の200,000リアルで入ることが出来ました。

このチケットで敷地内にある何ヵ所もの博物館や宮殿跡地に入ることが出来るのですが、現地人価格でも200,000リアルとは高額です。この金額にも関わらず、「イランで最も訪問された博物館」に選ばれたこともあるのだそう。確かにイラン人で混雑していました。

入口。

レシート。料金が色々と書かれていますが、個別チケットの購入は出来ないそうです。

宮殿前の庭では鮫が飼育されていました。

宮殿。わざわざ入場料を払って訪れた理由はこの場所を訪れたかったから。ラムサール条約が締結された場所です。この宮殿は、1937年にパフレヴィー朝のレザー・シャーにより夏の離宮として建築されました。

イラン革命後の2000年から博物館として公開されています。

大理石で造られており、贅の尽くされた建物です。豪華すぎる。

入場人数に制限が掛けられているようで、順番に並んで入ります。

絨毯を汚さないために、シューズカバーが必須。

英語でガイドしてくれました。

宮殿内には当時の国王であるシャーの集めた数々の国宝級の品々が飾られています。

それぞれの部屋にはフランスなどから取り寄せた豪華な調度品や食器類。当時の繁栄ぶりがうかがい知れます。

イラン人では「ありがとう」を「メルシー(フランス語)」と言いうことが多いです。植民地時代があったわけでもないのに何故だろう、とずっと不思議に思っていたのですが、19世紀~20世紀にかけてはフランスと密接な関係にあったようです。少し前まで、第二外国語はフランス語だったのだとか。

日本人が「OK」ということがあるように、イランではフランス語がまず外来語として入ってきたため、「メルシー(=ありがとう)」という人が多いようです。

宮殿の奥には象牙博物館。

インドや中国で造られた作品が多く、時々日本の作品。どれも細かいです。それぞれには作成年、国などが記載されていますが、明らかに「ちょんまげ」なのに「中国」と記載されているものがありました。

他にも博物館がありますが、出土品などにはあまり興味を持てず…。

宮殿と温泉で満足しました。

 

5.ラムサールからラシュトへの行き方

ラムサール宮殿博物館、温泉を満喫した後は道なりに北東へすすみます。大通り沿いの環状交差点がシェアタクシー乗り場。ラシュト?と聞くと、数あるタクシーの中でどれに乗ればよいか教えてくれます。(Rの発音が難しく、伝えるのに苦労しました…。)

シェアタクシー300,000リアル。満員になり次第出発ですが、夕方になっても人数が揃わなかったため乗客2人で出発してくれました。

運転手さんが途中の街で買ってくれた、ソフトクリームが乗ったメロンジュース。メロンソーダです。旅行者だからか「タクシー代いらないよ」と言われましたが流石に申し訳なくて払いました。

イランのタクシーはボッタくりが多く貪欲なイメージがあったのですが、ラシュトなどイラン北部では、むしろ親切にしてもうことが多かったです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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