カンボジアからベトナム最大の都市・ホーチミンにやってきました。
まずはホーチミン発の格安ランチ付きツアー・メコン川リバークルーズに参加したのでご紹介します。7$という格安で参加したのが申し訳なくなるぐらい盛り沢山のツアーでした。
【場所】ホーチミン
【気温】最高33度 最低26度
【通貨】10,000ドン=46.5円
メコン川クルーズの申し込み方法
申し込んだツアー会社
日本から申し込むと数千円するツアーですが、現地オフィスで申し込むと格安です。
ファングラーオ通り(通称バックパッカー通り)に~デタム通り~ブイヴィエン通りに現地ツアー会社が多く集まっています。ホーチミンでバスやツアーの手配をするときはこの付近で探すことが多くなると思います。
特に集まっているのはファングーラオ通り。ブイヴィエン通りはバーなど外国人向けのレストランが多いです。
ツアー会社の前に値段が表示してある会社や「メコンリバークルーズ」と言ったら値段を教えてくれる会社もあります。
私は値段を聞いた中で一番安かった、CTY TNHH VINA TRAVELに申し込みました。バイクでバス乗り場までの送迎サービス・水ボトル1本サービス(バス内でも1本貰います)付きです。
料金
8時出発の1日ツアーで168,000ドン(=780円)でした。
他の会社で6$というツアーもありましたが、当日申し込みだと値段が高かったり、5つのオプションで高いツアーを勧められたりとあまり良い印象ではありませんでした。
CTY TNHH VINA TRAVELのオプションにより値段が数種類あるわけでもなく、スタッフの雰囲気も良かったのでお勧めです。
料金に含まれるもの:
水1本(バス内でさらに1本)
乗車料・乗船料
ガイド料
昼食
試食など
料金に含まれないもの:
チップ代
土産代など
手漕ぎボートと現地の音楽鑑賞の時にチップの要求がありました。
盛り沢山のメコン川クルーズ内容
バスに乗り込み出発します。朝8時出発です。
➊休憩+繊維工場見学
バスに乗ること1時間半、ココナッツと竹で作った製品工場で休憩。
奥でテレビショッピングのような実演で商品説明を受けます。ココナッツやバンブーファイバーの製品は吸水性が良くて、汚れも落ちやすく凄いよ~っていう感じの説明。
その後は土産売り場を通ってバスへ。
土産売場に寄るのは安いツアーあるあるですよね。私は興味がなかったのですが、外国人の方々が土産に購入していました。
➋船にのってメコン川クルーズへ
メコン川の付近の船着き場・ミトーに到着すると、バスから船に乗り換えます。
あれ?思っていたよりも大型の船・・・と思いましたが、これは対岸に行くための船です。
ガイドさんの英語の説明もありますが、英語があまり分からなくても十分楽しめました。
アジアの川はどこも濁っています。
対岸に到着すると4人乗りボートに乗った地元の方が待っています。
船頭2人と乗客4人で出発!ベトナム伝統の笠帽子(ノンラー)は華やか。個人的にはシンプルな、装飾のない方が好みです。
地元民や観光客を乗せた船ともすれ違います。
ジャングルの中を通るので結構ワクワク、楽しいです。虫の鳴き声や水の音が聞こえる静かな川を15分ほどのクルーズです。
到着。
❸フルーツの試食と伝統音楽鑑賞
マーケットを抜けます。
ベトナムの伝統衣装・アオザイを着た方が待っています。
そこでメコン川で豊富にとれる、南国フルーツの試食。早々に休憩タイムです。
マンゴー、ドラゴンフルーツ、パイナップル、パパイヤ、グァバです。
中央にあるのは塩です。スイカに塩をかけるのと同じ要領でパイナップルにも塩をかけて食べるそう。
フルーツを食べながら、ベトナムの伝統音楽の鑑賞。「幸せなら手を叩こう」の音楽も流れました。
❹養蜂場
養蜂場のレストランでは蛇を首に巻いての写真撮影が出来ました。
私も初めてだったので挑戦。意外とズシッとした重み。そして空中でも自由に首を動かします。蛇の顔が自分に近づくと、いろんな意味でドキドキしました。
チップの要求はありませんでした。
養蜂場では席に着くとはちみつを準備してくれます。
はちみつにはちみつを凝集した粒(?)をとライム(?)を絞って・・・
お湯を注ぎます。
即席のはちみつライムティーの完成。これが凄く美味しい!ドストライクでした。そのあと販売もあって大きいサイズが480円くらい。フィリピン人夫婦がはちみつを購入していました。
蜂はすぐ近くをたくさん飛んでいました。
❺ココナッツキャンディ工場
船に乗って次の工場へ。テンポよく進んでいくので退屈しません。
大量のココナッツの殻。
ガイドさんがココナッツの硬い殻の剥き方を実演してくれます。刃物を使って凄く器用に剥きます。
中身は白いココナッツ。
ココナッツを1時間程煮詰めるそうです。そしてココナッツキャンディー(キャラメル)に。
出来立てのココナッツキャンディを試食させてもらいました。少し生温かくて凄く美味しい。
出来上がったココナッツキャンディは手作業で梱包されます。
すぐ横では酒の試飲。右からハッピーウォーター(蛇酒)、ココナッツ、バナナです。
勇気ある外国人2人がハッピーウォーターを試飲。意外と平気そう。
ココナッツキャンディの販売。5種類ぐらい味が選べます。1パック30,000ドン(=140円)意外とお手頃です。
サソリなどのお酒の販売も・・・。
その後はまた船に乗り、次の場所へ行きます。
❻果樹園とランチ
次に到着したのは果樹園。ここでランチを頂きます。
綺麗で広い園内。ドラゴンフルーツってこんな感じで実になるんですね。
格安ツアーなので昼食はシンプル。ジュースやビールは別料金です。
高額ツアーになるとミトー名物・象耳魚(エレファントイヤーフィッシュ)のフライも出されるそうです。
ここでは昼食と1時間のフリータイム。
果樹園、かなり広いので自転車(無料)で回ることもできます。
そしてこの果樹園、正直、動物園ともいえるぐらい沢山の動物がいました。
ヤマアラシ
大量のカエル。食用でしょうか。グロテスクでした。
大量のワニ。日差しが暑いのでワニも影に集まっています。餌やり体験もできます。
カエルや魚や蛇・・・。
最後はハンモックに揺られて、まったりと休憩しました。
メコン川沿いでの工場見学はこれで終了。また船に乗ってバスに戻ります。
➐永長寺
メコン川ツアーの最後は永長寺へ。19世紀に建立された仏教寺院です。
おそらくメコン川ツアー帰りに寄っている人が多く、観光客で溢れていました。
なかなか派手な外観。
中国とフランス様式の建築なので、日本の仏教寺院とは全く異なります。
盆栽のような植木や花で綺麗に手入れされているのが印象的でした。
ベトナムの国花・蓮(ハス)です。ちょうど綺麗で見ごろでした。
そして、盛り沢山のメコン川ツアーが終了。14時頃バスに乗り、約2時間でホーチミンに到着しました。(なぜか帰りのバスは現地人が乗っており、人が増えていました。)
まとめ
いかがだったでしょうか。
7$とは思えない豪華で盛り沢山な内容。安いから、とあまり期待せずに行きましたが大満足の1日となりました。コスパ抜群です。安すぎて心配になるぐらい・・・。
初めてのベトナム・初めてのメコン川であれば絶対にオススメしたい場所です。
ジャングルの中のクルーズなので虫よけスプレー・日焼け止めの準備をしっかりとしておくことをオススメします。また、雨季の場合は雨具があっても良いかも・・・。(今回のツアー(5月)では、永長寺観光終わりごろに雨が降り始めました。)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント