【ウズベキスタン】タイムスリップしたような町・ヒヴァを散策

ウズベキスタン
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世界遺産の町ブハラから同じく世界遺産の町ヒヴァへやってきました。

ヒヴァは城壁の中に街並みがギュギュっと集まっており、ブハラよりも更に小さな町。壁内は完全に観光地でしたが、昔の街並みがそのままの状態で残っているため、まるでタイムスリップしたような気持ちになる場所でした。

ヒヴァは丸一日あれば十分回ることが出来る町です。

【場所】ヒヴァ
【滞在日】2019年7月27日~29日
【気温】最高32度 最低18度
【通貨】1000スム=12.6円
※ウズベキスタンは現在闇レートが廃止され、公定レートと統一されています。

1.ブハラからヒヴァへの行き方

まず、ブハラ市内から北側にあるカルヴァンバザールへ行き、そこからシェアタクシーでウルゲンチ経由・ヒヴァへ行きました。

「ヒヴァまで」というと高かったため、まずはウルゲンチまで。そこからシェアタクシーでヒヴァに行きました。マルシュルートカであれば3,000スムでウルゲンチ~ヒヴァまで行くことが出来ます。また、他の友人はブハラ~ヒヴァまで70,000スムで行ったとのことで、そちらの方が楽だと思います。

ブハラ→ヒヴァ
所要時間:7時間弱
費用:シェアタクシー(ヒヴァ~ウルゲンチ60,000スム,ウルゲンチ~ヒヴァ5,000スム) バス値段不明
出発場所:カルヴァンバザール
到着場所:予約したホステル(ヒヴァ西門付近)

ラビハウズすぐ北にある、メインロードのバス停で9番バスでカルヴァンバザールへ。

(※9番バスはカルバンバザール方面と南東方面の2つの方向へ行きます。私が乗ったバスは南東の空港の方面へ行ってしまい1時間半も時間をロスしました。乗車時に「カルバンバザール?」と確認したほうが良いです。)

カルバンバザールの反対車線側で下車。こちらのバスターミナルはタシケント方面。ヒヴァ行きはカルバンバザール敷地内南側の駐車場です。

何人かに聞いて回ったけどヒヴァ方面へのバスはなく…実際にバスも見かけなかったためシェアタクシーで行くことにしました。経由地のウルゲンチまで言い値は100,000スム→60,000スムで交渉。(午前中にバスが出発してしまうとのこと。)

1時間待って13:15ヒヴァ出発。

ブハラ~ヒヴァ間は砂漠の中をひたすら走ります。まっすぐな道が続き、景色にあまり変化がありません。

給油はメタンガス。ガスなので給油時は車から降りて避難。

19:20ウルゲンチのバザールに到着。このバザールからヒヴァ行きのマルシュルートカやシェアタクシーに乗ることが出来ます。

シェアタクシーにすぐに人が集まって出発。5,000スム(荷物代として5,000スムと言われてしまい、計10,000でした。)。逆ルート(ヒヴァ→ウルゲンチ)はマルシュルートカで荷物代の請求なく3,000スムでした。

ウルゲンチからは約40分でヒヴァに到着しました。



 

2.ヒヴァとは

1512年から1920年にかけて栄えたイスラム王朝、ヒヴァ・ハン国の首都。1920年と、僅か100年前です!!

イスラムの聖地として栄えた宗教都市で、外敵侵入を防ぐために外壁と内壁の2重の壁で城壁で守られています。城壁に囲まれた市街は「イチャン・カラ(ウズベク語。=内城)」と呼ばれヒヴァ・ハン国の宮殿のためのエリア。高級官僚、聖職者など裕福な層が居住しており、職人など一般人は「デシャン・カラ(=外城)」というイチャン・カラの外側のエリアに居住していました。

このイチャン・カラにモスクやメドレセなど歴史的建造物が多く残されており、1990年に世界文化遺産に指定されました。

 

3ヒヴァ街歩き

3-1.共通入場券について

ヒヴァは城壁に囲まれた町。

出入口は東西南北の4ヵ所。そのうち、東門と西門は共通入場券(博物館+入場)を購入しないと入ることが出来ません(チケットは西門入口で販売。退場はどの門でも自由。)ただし、北門と南門は入場券がなくても自由に入場することが可能です。また、夕方以降各ゲートは開放されます。

つまり、ヒヴァ散策を楽しむだけなら、入場券は不要です。

ヒヴァ khiva

西門のオタ・ダルヴァザ

立派な城壁に囲まれています。1920年に戦乱で破壊された後修復されているので、綺麗な状態です。

西門前の広場に、入場券を購入できる唯一の場所があります。入場券はノーマルタイプが100,000スム

 

3-2.ヒヴァ街歩き

まずは内部へ入るため、北門へ歩きます。

北門のバフチャ・ダルバザ。主に現地人が利用している門。殆どの観光客は西門を通るので北門は訪れませんが、こちらも立派です。門の上に守衛がいたのでしょうね。

少し歩いて街の中心地へ。

西門近くの案内図。これも青タイルで作られています。可愛いマップ!凄く好みです。ウズベキスタンはこの青色がたまりません。

ヒヴァ khiva カルタミナル

ドーンと建てられているのが「未完成」と言われるミナレット、カルタ・ミナル。青のタイル模様で覆われています。

1855年からムハンマド・アミン・ハンによって、立派なミナレットを作ろうと建設が進められていました…。

カルタ・ミナルの右側はムハンマド・アミン・ハン・メドレセ。彼によって作られた中央アジア最大の神学校で、現在はホテルとして利用されています。

 

完成すれば109mもの高くて立派なミナレットが出来る予定でした。しかし、1855年のトルクメ人との闘いで敗れ亡くなってしまったため工事は中断されたとされています。

このミナレットは直径は14.2m、高さ26m。この直径の大きさからもいかに巨大なミナレットを造ろうとしていたかが分かります。人と比べてみても巨大です。

この青タイルで覆われたミナレットはそのままでも非常に美しいのですが、もし完成して100mを越えるミナレットになっていたらどれだけ凄いだろうか、と想像してしまいます。

残念なことに内部は非公開です。

 

西門~東門に繋がるメインロードは土産屋が並んでおり、完全に観光地です。

 

そして、さらに進むと、更に大きなミナレットがあります。

ヒヴァ ミナレット

イスラーム・ホジャ・メドレセとヒヴァで一番高いミナレット。

こちらは1910年に建てられたもので、ヒヴァでも新しいメドレセとミナレット。これが僅か100年前に建てられ利用されていただなんて…。文化の違いが面白いです。歴史的建造物とはいえ本当にごく最近の出来事なんですよね。

45mの高さを誇る、ミナレットは上ることが出来ると聞いて楽しみにしていたのですが、実際には上れませんでした。

このミナレット、本当に高く見えます。

南から見たミナレット。

西から見たミナレット。

北から見たミナレット。東西南北どこから見ても、存在感が凄いです。頂上から眺める景色は絶景だそう。

 

共通入場券では入れない霊廟へ行ってみました。10,000スム

パフラヴァン・マフムド廟。パフラヴァン(=強者)という、武道の名手で庇護者として称えられている哲学者が眠る墓です。彼は毛皮職人であり、詩人でもあり、哲学者でもあり、クラッシュという武道の名手でもあるそうです。天は二物を与えず、ということわざは一体…。

内部は360度、全面がターコイズブルーのタイルで覆われた、荘厳とした空間でした。

霊廟内はコーランが響き渡っており、外の観光地で賑わった場所とは全く違う雰囲気のある空間です。

 

東門のバルヴァン・ダルヴァザ。こちらの門は青タイルで綺麗に装飾されています。

南門のタシュ・ダルヴァザ

南門を内側から見てみる。奥に門がもう一つあり、2重の城壁であることが分かります。南門・タシュ・ダルヴァザのタシュは「堅い石」という意味。カラクム砂漠からの行商人は主にこの門を利用しており、侵入者を防ぐために強固な門になっていたようです。

ちなみに、このイチャン・カラには現在も3,000人が住んでいます。

まな板職人。

杖職人。

チェスをする少年たち。メドレセなどがある場所から少し南や北へ足を延ばしてみると、彼らの生活・仕事を垣間見ることが出来ました。

夕方にはイチャン・カラから夕陽を。夕日に照らされたイチャン・カラの町は、夕日によって建物が若干赤みを帯び、いつも以上に幻想的でした。

 

4.オススメ安宿

ヒヴァで宿泊した、オススメの安宿を紹介します。Guesthouse Alibek

朝食付きドミトリー10$/日。この宿の魅力は立地と豪華な朝食!なんと、西門の目の前です。

宿からの景色。この値段で、この立地は最高です。

宿。2階のテラスが朝食会場。

朝食。ウズベキスタンでは朝食付きの宿は多いですが、どこもシンプルなもの。この宿はおかずが豊富で食べきれない量でした。おかずは一部、日替わりなので連泊しても飽きません。

ドミトリー。

欠点はWifiが少し遅いことと、トイレシャワーが1か所しかないこと。宿泊者が多いと混雑します…。ただ、家族経営で皆親切。コスパの良い素敵な宿でした。

ちなみに、ヒヴァにはもう一軒朝食が豪華なことで有名なラリオパという安宿があります。同時期に宿泊した友人に見せてもらった写真では、ラリオパの方が果物の種類・量が豊富でした。ただ、少し中心地から離れているので利便性はAlibekに軍配が上がります。

 

次回は、ウズベキスタン最後、環境問題を考える町・ムイナク編です。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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