【中国】ウイグル色が濃い街・カシュガルへ

中国
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シルクロード旅・中国編の最後は西の果て・喀什(カシュガル)です。カシュガルはウイグル人が多数を占めるイスラム教の色が濃い街。

今までと全く違うご飯や風景で、散策が一番楽しかった街なのですが、いろいろ考えさせられる街でもあります。まずはカシュガル観光編です。カシュガルの街並みとオススメのヨーグルトジュース屋さんをご紹介します。


【場所】喀什(カシュガル)
【滞在日】2019.6.14~6.17
【気温】最高29度 最低21度
【通貨】1元=15.7円

➊カシュガルとは

喀什(カシュガル)は中央アジアと中国を結ぶ要塞として昔から多くの民族が行き交った町。中国の西側にあり、山を越えるとカザフスタンやキルギス、タジキスタンがあります。現在でも、中国からキルギスに入国する際の拠点として多くの外国人が訪れています。

カシュガルは、ウイグル自治区の中でもウイグル族の割合が多い都市のひとつであり、もともと90%以上がウイグル族。そのため、中国でも異国感が強く残る場所である一方、宗教・少数民族問題から中国政府の警戒の強い地域でもあります。

観光地としては、個人的には街歩きが楽しかった町でしたが、町を歩いているとどこか違和感・不気味さがあり、中国のウイグル弾圧問題について勉強し直すきっかけになった町でした。

 

➋カシュガル駅から市内への行き方

夜行列車のため朝5:40(北京時間7:40)にカシュガル駅到着。市内行きのバスは早朝から運行しています。市内行きのバス停は大通りの反対車線にあります。安宿(老城青年宿舎)のある旧市街へは20番バス 1元

バスターミナル。その手前にバス停があります。カシュガルの朝はかなり肌寒く長袖の人が多め。

バスは20分ほどで到着。20番バス 1元

ウイグル自治区内とはいえ、トルファンは漢民族の割合が多かったのですが、カシュガルでは駅に出た瞬間で見かける人殆どがウイグル人。バス車内の広告も中国語ではなく異国気分に。

バスは旧市街すぐ南の人民西路を西に走るので、中国郵政前で下車しました。

 

❸カシュガル街歩き

カシュガルの見どころはエイティガール寺院周辺の「老城」と呼ばれる旧市街。ただ、中国政府による再開発化がすすみ、昔のカシュガルの街並みの「再現」になってしまっているんだそう。

街中にはルートマップもありますが、旧市街は迷路のようなのでふらふら~っと歩くのが楽しいです。

中国とは違う国のよう。風情があります。

宿の近く。朝食時間なのでウイグル人のおじいさんが沢山。

早速ウイグル人男性に招かれて相席。お茶をご馳走してくれました。

お茶にはたっぷりの角砂糖。

サモサ(ウイグル風ミートパイ)。外はカリカリ中は羊肉たっぷりジューシー。わざわざ追加でサモサを買ってきて来ました。2~3個でお腹が満たされます。最後にお金を払おうとしたら、「お客さんだからお金は要らないよ、ようこそ(翻訳アプリ)」って。

現地人に優しくしてもらうたび、日本に帰ったら旅行者に恩返ししよう、と感じます。

サモサの焼き方はこんな感じ。美味しかったので、翌朝も朝食にサモサを食べました。

ただの街中の一角が絵になります。

扉シリーズ。

旧市街にはなぜか歯医者が多い。

職人街。

エイティガール寺院。そして中国国旗…。

エイティガール寺院の北西の通りには大きなポロ(ウイグル風ピラフ)用の大きい鍋。

ポロ20元。見た目以上にご飯・羊肉のボリュームがあります。これが絶品でした。プロフに乗せられた羊肉の柔らかさ・美味しさはこのあと行く中央アジアと比べても一番でした!

違う場所ですが、ポロはこのように大鍋で煮込まれています。油たっぷりなので遅い時間や店によっては少し油っぽいです…。

 

そして、エイティガール寺院から大通り(解放北路)を渡って反対の通りに入ると露店が並びます。

ここもドライフルーツ。ただ値段はブドウの産地トルファンの方が安い印象。

葡萄のジュースかと思ったらザクロジュースでした。小さいサイズで3元

海から遠いカシュガルで、どこからやってきたのか分からない怪しい魚。怖くて食べれませんでした。

旧市街は迷路のように曲がりくねった道や分かれ道があり、散策が楽しい。

いかにも新しく建てられた寺。

その奥は公園や旧市街の建物を見渡せる場所でした。

旧市街以外の地域は塔やビルなどが建てられ、新市街と呼ばれています。

カシュガルでよく見かけた遊び道具。子供の頃、縄跳びを足首に巻いて遊んだなぁ、と思い出します。

カシュガルは中国の西の果て。それにもかかわらず北京時間+2時間なので20時21時になっても明るい。21時頃でも多くの子供たちが外で遊んでいました。

 

夜市

夜市といいつつ、カシュガルは8時でも明るいので外は全く暗くありません。夜市(ナイトマーケット)はエイティガール寺院の開放北路の反対側、露店が並んでいる通りの方で開催されます。

ご飯ものが沢山あるので食べるものに困りません。ただ、ウイグル~中央アジア名物のプロフやラグマンはここでは見かけませんでした。

10元。完全にコラーゲンの塊。一口食べただけで満足…。

シャシリク(羊串)6元。もちろん複数人の量です。臭みが全くないので美味しく食べることが出来ます。意外と歯ごたえあり。焼き鳥に例えると、歯ごたえのあるぼんじり。

 

バザール(マーケット)

旧市街から東に川を越えるとバザールがあります。

絨毯や土産など種類ごとに区分けされています。かなり広いバザール。

バザール(屋内)のさらに奥では屋外で、衣類など日用品のがテントで売られていました。すごく賑やかす。(日曜日)

バザールの外では果物の販売。

暑い中で食べるスイカは最高に美味しい。

昔のウイグル人の建物。

橋を渡って近づいてみます。

今は廃墟のよう。この地域を越えて、観覧車の方へ歩いてみると…。小さな公園がありました。

版権無視していそうですが・・・。色んな意味で不気味な場所でした。

 

❸オススメしたいヨーグルトジュース

カシュガルに来て一番ハマったもの。それはヨーグルトジュースでした。場所はエイティガール寺院から大通りを挟んで反対側。露店の並ぶと通りの手前です。

イートインスペースは地元民でいっぱい。朝9~10時頃はオープンしていなかったので午後が確実です。

注文すると、大きな氷から金属ヘラでかき氷のように細かい氷を作ります。そこに自家製ヨーグルトとたっぷりの蜂蜜を加えて…

おじさんが菜箸で混ぜ混ぜ。ヨーグルトが意外と粘り気があって作る光景も芸術的です。

完成。5元(持ち帰りの場合、容器代を含み6元)

中国の相場を考えると安くはないのだけど地元民の列が後を絶たないのです。食べてみたら納得。ヨーグルトが濃厚で凄く美味しい。そして蜂蜜がたっぷり入っているはずなのに甘すぎない。濃厚なのにさっぱり。日本の蜂蜜とは全く違うのかな。ドストライクでした。

一緒に散策した日本人の子と、2日連続で通ったぐらいです。日本に店舗があったら、夏は大流行すると思います。

持ち帰りでストローで飲むのもよいけど、容器に入れてそのまま飲むのも、氷のシャキシャキ感が楽しめて美味しいです。

 

長くなるのでそろそろ。次回、毎週日曜に開催されるアニマルバザールウイグル人弾圧問題について少しだけご紹介します。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. 矢内(やない)  章(あきら) より:

    今年の5月に、ビザを取って半月間ほど洛陽など数都市を旅してきました。目的の一つに「空海」と「阿倍仲麻呂」の足跡を辿ることでした。時空を超えて彼らと同じ場所に立った感動は忘れられないものになりました。今回は、10月に「三蔵法師」と「マルコポーロ」の足跡を辿ってカシュガルにも行く予定です。本当はカシュガルの南にあるホータンなどにも訪れてみたかったのですが、今回はビザなしなので12日間です。あなたの旅行記は文書力もさることながら美しい写真もとても参考になりました。あなたが訪れた同じ場所に行ってみようと思います。昔、私はカメラが趣味だったので結果的に膨大なアルバムになってしまい、その対策として今はビデオカメラのみの旅になりました。DVDは膨大な容量が保存でき、かさ張らないし、動画記録はおもしろいですよ。最近はナレーションにも力を入れているので帰国後、大勢でテレビ画面を見るのが楽しみになっております。今回の旅のナレーションに、あなたの文章からすこし盗用しようと思っておりますがお許しくださいませ。関連記事にバガンやシェムリアップがありましたが、私も両方の面白い動画を撮ってあります。長々とくだらないことを書いてしまいましたが申し訳ございませんこと、でした。
    あなたの「トルファン」と「カシュガル」編は大変参考になりましたこと、重ねてお礼申し上げます。

    • ゆかり ゆかり より:

      ご丁寧にありがとうございます。拙い文章ですが、参考にしていただけているようで嬉しいです。このようなコメントをいただけると、ブログを書いていて良かったと感じます。
      そうですね。私もGoproを持参しているのですが動画撮影という面では全く活用できていません。おっしゃる通り、写真撮影ではデータがただただ増えてしまうことが悩みです。折角の旅なので、出来る限り動画記録にも挑戦しようと思います。ありがとうございました。