【キルギス】おとぎ話の美しい峡谷「スカスカ」とキルギス人お宅訪問

キルギス
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アルティンアラシャントレッキングを終えた後はカラコルで1泊した後、イシククル湖南側へ行きます。ここではキルギスのグランドキャニオンとも呼ばれるスカスカに行ってきました。規模が小さいということで期待せずに行きましたが、地層や奇岩が美しく、凄く面白い場所でした。

【場所】スカスカ
【滞在日】2019年7月6日(タムガ・トソール),7月7日(スカスカ)
【通貨】1ソム=1.56円

1.スカスカ

1-1.スカスカとは

「スカスカ」とはロシア語で「おとぎ話」という意味。その「おとぎ話」という意味から「Fairy Tale Canyon(フェアリーテイルキャニオン)」とも呼ばれます。

その所以は、美しい1人の少女を愛したドラゴンの物語ともいわれています。不幸にも、自分がかけた呪いのせいで彼女の住む町が大洪水となり、ショックを受けたドラゴンが岩に変化したらしいです。

赤茶色の風変わりな奇岩群はまるで城のように広がり、キルギスの草原のイメージとは全く異なる景観です。

一部では「キルギスのグランドキャニオン」とも呼ばれているのだとか。カザフスタンのチャリンキャニオンも然り、「グランドキャニオン」と名の付く場所が多いです。

 

1-2.スカスカへの行き方・料金

カラコルの街からイシククル湖南側の街へはサウスバスステーションから出発します。ただ、イシククル湖周辺ではヒッチハイクも一般的という話を聞き、私は、サウスバスステーションの少し西側からヒッチハイクをすることにしました。

無料で乗れることが多いですが、乗る前に料金の確認は必須。ロシア語で「無料?」は「スワボブニ?」で通じました。

カラコルの街から一気にスカスカへ行く場合、ボコンバエバ村行きに乗り、分岐点で途中下車するのが一般的なようですが、私は途中の街・タムガにあるサナトリウム(療養所・ソ連時代に捕虜だった日本兵が建てたとされる建物)に寄ったあとトソールに一泊して向かいました。

ということで、だいたいはヒッチハイク。行き方は参考になりませんが、大通りから約2~3km程度とアクセスしやすい場所にあります。

イシククル湖南側、東西に走る大通り沿いには「Fairy Tale Canyon」の看板があります。ここからスカスカまでは徒歩20~30分です。

右側へ。小さく見える小屋が料金所なのでそこを目指します。

入場料50ソム(=78円)。私はここのお兄さんにバックパックを無料で預かってもらいました。

ここから20~30分の道のり。一本道です。

野生(?)の驢馬。

歩ける距離だけど、1本道なのでヒッチハイクしようかと考えていたところ、タクシーに乗った1人の日本人女性が「乗っていきますか?」と声をかけてくださいました。一緒にスカスカ観光して、帰りも大通りまで送ってくれることに。

なんだかんだキャニオン内も歩き回るので、駐車場まで楽が出来るのは凄く有難いです。

 

1-3.意外に面白いスカスカ

正直、あまり期待していなかったのですが、この城のような奇岩群、非常に面白かったです。

まっすぐと奇岩がそそり立っているので、遺跡なのではと思ったぐらい。これが長年の侵食で造られたものだと思うと、本当に自然の壮大さを感じます。

後ろ姿だけ撮影させてもらいました。赤茶色の岩がまっすぐと伸びます。確かに城とも龍ともいえるような峡谷です。

一部、中国の張掖張掖丹霞地貌のような地層でした。黄色や白、赤と画像の加工無しでこの色合い、美しいです。

人のサイズからわかるこの壮大さ。

この岩にもよじ登るとまた違った景色。最高です。ただ「行きはよいよい帰りは怖い」で、登りはあっという間だけど、下りはドキドキでした。高いところに上るときは注意。

奥にちらっとみえるのはイシククル湖。

キャニオンの規模としては大きくはないのだけど、このまっすぐと長城のようにそびえ立つ奇岩は初めてで非常に面白かったです。キャニオン内は探検のようでした。



 

2.寄り道をした街タムガ

カラコルの街から最初に寄ったのがサナトリウム(保養所)のあるタムガ。ソ連時代にはキルギスにも日本人捕虜が多数おり、その捕虜だった日本兵が建てたとされる建物がサナトリウムです。

サナトリウムの建物写真撮り忘れ。入口でノーと言われ入館を諦めました。後から聞いた話によると入口すぐは宿泊施設。写真など展示されている博物館はその建物とは別にあったようです。

サナトリウムから大通りへと続く道。この道を下りると美しい白樺街道がありました。

ビーチからトソールの街に戻る人もちらほら。

 

3.ユルトに宿泊したトソール

タムガから西に僅か8km行った場所にあるトソール。あまり何もない町ですが、ここではイシククル湖沿いのユルタに宿泊することが出来ました。素泊まり500ソム夕食300ソム朝食250ソム

ご飯はキルギスの物価を考えると割高ですが、折角なので贅沢しました。wifiありですが、殆ど繋がりませんでした。

1人で一つのユルトを貸し切り。

天井は、晴れている日は開いて風が通る仕組みです。

食事会場。

↑夕食。

↑朝食。本当は夕食のみって伝えていたのだけど、朝食も用意されてしまったので頂きました。

あいにくの曇り空。イシククル湖周遊の旅では星空を期待していたのですが、天候に恵まれませんでした…。

ただ、湖の水は透明で綺麗です。

 

4.キルギス人のお宅訪問

スカスカ観光の後、ビシュケクを目指します。

スカスカから大通りに出ると、近くに町はなく、タクシーもいない。そしてマルシュルートカが頻繁に通るわけでもないので、必然的にヒッチハイクになります。

ここで乗せてくれた家族がバルクチ(バルイクチ)に家のある方で、ホームパーティに招待してくれました。

兄弟・姉妹家族が集まって机を囲みます。パンをそのまま机の上に置くのがキルギススタイル。

羊肉とジャガイモの煮物「ドゥンダバ」。

気が付くと「どんどん食べて」と沢山お皿に持ってくれます。このトマト・ナスの間に肉を挟んだ料理は特に絶品でした。確か、「バクアジャン」という名前の料理。

そしてお酒はウォッカ。家族みんな乾杯してくれるのだけど、グビッと皆よく飲みます。ペースを合わせていたら身が持ちません…。少しラオスのホームパーティを思い出しました。

外でもウォッカを飲み。

家のすぐ裏はビーチ。水の透明度は正直イマイチ。同じイシククル湖でも場所によって透明度が全く違いました。

そのあとはユルタに招待。

ここにも沢山のおかずが並べられています。

壁に掛けられた絨毯の模様が美しかったです。

「ヤポーニャ(日本人)が来ているよ」とわざわざ友人を呼んでくれたり、「息子の嫁においで」なんて言われたり。「泊まっていきなよ」とも誘われたのですが、ビシュケク・南旅館の人にメールでシェア飯をお願いしていたのでお断りしました。

最後には、お母さんからキルギスの女性が頭に巻くスカーフをプレゼントまで。ヒッチハイクで車に乗せた、見ず知らずの外国人を自分の家に招待って、自分だったらなかなか出来ないです。キルギス人の優しさを実感。

2時間ほど滞在して、バルクチ→ビシュケクはシェアタクシー(300ソム)で無事に帰りました。

 

南旅館では、イシククル湖出発前にリクエストしていた、レバニラが待っていました。このレバニラは、史上最高レベルに美味しかったです。本当に南旅館のご飯は美味しかった…。思い出しただけで涎が出そうです。

 

ただの日記になってしまいましたが、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回はビシュケクからオシュに戻ります。そろそろタジキスタン編へ。

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