ホーチミンから夜行バスでダラットにやってきました。
高地にあり、大自然に囲まれた町。ベトナム縦断の際のオープンバスチケットには含まれていないことが多いので訪れない人も多いのですが、個人的には結構好きな場所でした。
特に涼しくなった夜に飲むホット豆乳が最高です。
【場所】ダラット
【気温】最高26度 最低18度
【通貨】10,000ドン=46.5円
ダラットとは
海抜1500m前後にある高原都市で年間の平均気温が18~23℃と過ごしやすい街です。日本の軽井沢に例えられることもあります。年間を通して高原野菜が栽培され、花畑が広がっていることから、ベトナム一のハネムーンスポットして有名だそうです。
ベトナムで多く見かけるバイクの運転手ダウンコートを着用。
高地なので、お菓子袋も膨らんでいます。
ダラット街歩き
ダラットは山間にあり、坂道が多い!自転車レンタルも可能ですが、自転車でのダラット観光はきっと後悔します。徒歩またはレンタルバイクでの観光がお勧めです。
私は徒歩で、街歩きしました。街を歩いていて今までと違うのは花が多いということ!朝顔もアジサイも久々に見ました。
朝顔
アジサイ
中央分離帯にも花が。
坂道の多い街です。
別荘と思われるような西欧風の綺麗な建物もあります。
歩いていて思ったのが、この街、凄く好きかも!ということ。自然に溢れていて、坂道の多いところも少しし山の多い日本に似ているような・・・。どことなく落ち着く空間。ベトナム人がハネムーンで訪れる理由が分かりました。
➊インスタ映えスポット「domaine de marie church」
中心部の市場から北西に1km程歩くとあります。結構上り坂で、車の方が楽です。
自由に入場できます。建物は綺麗な赤色。凄く可愛いです。窓のステンドグラスもカラフル。綺麗な教会です。
➋ダラット市場
ダラットにも他の街と同じように市場があります。
市場内。
ノンラー(ベトナム伝統の葉笠)をかぶっている女性が多いです。
市場に花が多いのも特徴。
右手前の蕾のような不思議な形の野菜はアーティチョーク。ダラット名産です。
ダラットの特産は苺やドライフルーツ、そしてアーティチョーク、アボカド、そして花。特にバラが有名だそうです。ベトナム内でマンゴーやパイナップルなど果物はよく見かけますが、苺をこれだけ見かけることはありません。
ダラットを訪れたベトナム人はよく苺をお土産に持って帰るそうです。
❸ラングファームのビュッフェ
ダラットの名産品・ドライフルーツのビュッフェがダラット市場の通りにあります。ランチの時間に合わせていきました。
ラングファームはダラット内に何店舗か構える、ドライフルーツなどダラット名物が揃う土産屋です。
曜日によって値段が異なり、私が訪れた時はは59,000ドン(=274円)。時間制限なしです。
ここの凄いところは、300円以下なのにビュッフェの種類が豊富なところ。
ドライフルーツや豆などのお菓子。
各種紅茶。特にダラット名産のアーティチョークティーは絶品!
アイス。
デザート系だけでなく、食パンやまんじゅう、ダラット名物・バインチャンヌン(詳しくは下で)もあります。
トウモロコシは黄色い方が甘くて美味しかったです。日本のよりも粒が取れやすい印象。白い方は甘味がなく、もちっとしてゴムのようでした。
Wi-Fiも利用できるので、パソコン使いながら、3時間ぐらいゆっくりしてしまいました。ただ、ドライフルーツはあまり沢山食べられないので、ビュッフェでがっつり食べるぞ!というよりはカフェ利用の方が良さそうな印象。
後半は修学旅行らしき小中学生の団体と観光客がやってきたので賑やかでした。
❹クレイジーハウス
こちらは現在も建築が続く、その名の通りクレイジーな家です。ダラットの観光名所の一つ。
入口で50,000ドンの入場料を支払います。
変な木がお出迎え。
内部は完全に迷路です。道がありすぎてどこから行こうか迷います。
高所恐怖症の人は注意。足場はかなり狭いところもあります。
また、意外とクレイジーハウスはビューポイントだと思います。
ダラット市内を見渡す眺めは最高でした。
一部、塗装中だったり、建築中だったり・・・。
ただでさえ広いのに現在も拡張工事が行われています。一度作り始めたら、とことん大きく作りたくなるのでしょうか。
水族館のような場所もありました。
ちなみに、ここはもともとホテルです。宿泊スペースが何ヵ所もありました。超人気のようです。
探検しているといつの間にか時間が経つ、面白い場所でした。ただ、ここは1人よりも2人以上の方が圧倒的に楽しいと思います。
❺ダラット大聖堂
とんがり屋根がトレードマーク。
❻ナイトマーケットを散策
市場から湖につながる通りが夜はマーケットとなります。
ダラットのマーケットは地元民と観光できたベトナム人中心。噂ではベトナム一、人が集まるそうですが、雨のため、想像していたほど多くの人ではありませんでした。
少し肌寒くなってきたので、半袖の上にダウンを着て出かけました。
ナイトマーケット入口。
BBQ形式。
焼き芋や焼きトウモロコシ。美味しそうです。
他の地域で見かけない冬服が!半袖は殆どなく長袖中心です。
おそらく著作権無視の着ぐるみ。キティちゃんが怖いです。
地元の人が多くいたレストランでフォー・ボー(牛肉)。安定のおいしさ。35,000ドン
ダラット名物・ベトナム風ビザ「バインチャンヌン(Banh Trang Nuong)」。他の地域でも売っていることがありますが、特にダラットのバインチャンヌンは絶品だそうです。
生春巻きの皮をカリッと焼き上げてその上にたっぷりのネギと卵、マヨネーズ、チリソース、ソーセージなどをトッピング。
巻いて完成。出来立てアツアツを食べることが出来ます。ソースとネギとマヨネーズのおかげで少しお好み焼きのような味わい。噂通り絶品でした。20,000ドン。
そして苺屋も。一つ買おうと思ったら先に購入したベトナム人夫婦が苺を一個ずつ分けてくれました。
日本の苺ほど甘味はなく食感がしっかりしている印象。店員さんが苺をパックに入れて甘辛のソース(?)でシャカシャカ。甘みが増すそうです。(私はそのままの苺の方が好きでした。)
そして、何故か食べているところを動画に撮るもう一人のベトナム人。
その彼も苺をくれました。あげるよーという仕草をされ、苺1つだけとると串に刺して3つも。なぜか苺を沢山もらい、お腹いっぱいです。
冷え込む晩はホット豆乳が最高に美味しい!
ナイトマーケットで夕ご飯を食べる頃には冷え込んできます。冷え性の私はダウンジャケットを着ていました。
そして少し肌寒いダラットは、ホット豆乳も有名です!
ホテルへの帰り道。豆乳屋さん。夜22時、誰もお酒は飲んでいないのに、これだけ人が集まっているのが凄いです。皆、パンとホット豆乳を注文していました。
今までは暑いからビールが欲しかったのが、今は涼しいから温かい飲み物が欲しい、逆の現象です。
私もDau Nanh(ダウ・ナン=豆乳)を注文。10,000ドン。注文すると、3種類ぐらいの液体を混ぜていました。
これが凄く美味しい!冷えてきた時に飲む甘くて温かい豆乳が体に染み渡ります。濃厚だけど、豆乳が苦手な人も飲みやすい味だと思います。熱い飲み物をストローで飲むのは初めての体験でした。
日本でも冬限定でこのお店があれば、きっと繁盛するだろうなー、なんて考えました。
ウサギ肉も有名だった!
ダラットは名産品も多いです。
ふとランチで入った地元の人でにぎわうローカルレストラン。何個か指差しで取り分けてもらうシステム。
2種類選ぶと、ご飯+野菜、スープを持ってきてくれました。30,000ドン。
この右側のお肉、今まで食べたことがない食感だったので聞いてみると、兎肉でした。人生初のウサギ!噛み応えがあって、噛めば噛むほど味がでてくるスルメタイプです。
歯ごたえはあるのに嫌いな硬さではない・・・。臭みもなくおいしいです。ヨーロッパの過程では日常的に食べられているそうです。羨ましい!
ダラット観光の後は、夜行バスでランタンで有名な街、ホイアンに向かいます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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